更新日:2025年2月22日
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ご存じですか?肺の生活習慣病『COPD(慢性閉塞性肺疾患)』
COPD(慢性閉塞性肺疾患)ってどんな病気?
COPDとは、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称です。タバコの煙などの有害物質を、長い期間吸い込むことで肺が炎症を起こし、呼吸がしにくくなります。喫煙の習慣がある方を中心に発症する、生活習慣病の一つとして考えられています。
日本では毎年1万人を超える方がCOPDで死亡しており、特に男性に多い傾向にあります。世界では、1990年には死亡順位が6位でしたが、2021年には4位となっています。
症状
肺胞(肺の中で気管支に繋がる袋)が破壊されるため、「息切れ・咳・痰」などの症状が続きます。初期は無症状のことが多く、気づかないうちに進行してしまいます。
代表的な症状
①階段をのぼると息が切れる
②風邪ではないのに、咳や痰が長引く
年齢のせいと考えて、そのままにしておく人が非常に多いのが現状です。
約500万人が気づいていないといわれています。
原因
主な原因はたばこです。現在の喫煙習慣だけではなく、過去の喫煙習慣も発症する可能性があるといわれています。また、喫煙していなくても、たばこの副流煙による受動喫煙にも注意が必要です。
肺の機能が低下すると、回復は困難ですが、禁煙と薬物治療により悪化を防ぐことができます。
早めの医療機関の受診と禁煙が効果的です。
たばこの煙は喫煙者本人の健康と合わせて、周りの方の健康への影響も考える必要があります。
「受動喫煙」「副流煙」については、こちらからご確認ください。
COPDの症状が進行すると、どうなるの?
ひどい息切れにより、日常生活に支障をきたすようになり、酸素吸入といった医療機器を使用しないと生活できない場合もあります。
COPDのセルフチェックができます
「もしかしたらCOPDかも、、、」と思ったら、セルフチェックができます!(埼玉県ホームページより)(PDF:367KB)
セルフチェックの結果4点以上の場合は、かかりつけ医や呼吸器専門医へ相談してみましょう。
COPDを予防するためには、まずは禁煙をすることが大切です
禁煙をすることで、COPDの進行を緩やかにします。
越谷市では、様々な禁煙支援をおこなっています。詳しくはこちらからご確認ください。
関連リンク
・埼玉県ホームページ(外部サイト)
・ぜん息、COPD相談室公式サイト(独立行政法人環境再生保全機構)(外部サイト)
・健康寿命をのばそうSMART LIFE PROJECT(スマート・ライフ・プロジェクト事務局(厚生労働省 健康局 健康課))(外部リンク)
このページに関するお問い合わせ
保健医療部 健康づくり推進課(東越谷十丁目31番地(保健センター1階))
電話:048-960-1100
ファクス:048-967-5118