更新日:2022年9月12日
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広報こしがやお知らせ版 令和3年12月の特集2面
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いのちと暮らしを守り 未来を創る 共に生きるまち越谷へ
就任にあたって 越谷市長 福田 晃
このたび、多くの市民の皆様からのご支持をいただき、越谷市長に就任いたしました。
私は、市議会議員として、そして先の市長選挙を通じて、様々な方から数多くのご意見を伺ってまいりました。その一つ一つの意見に重みを感じ、多様な価値観のなかで社会が存在していることを改めて認識いたしました。そして、市長就任にあたり、約34万5,000人の市民の責任者である市長という職責の重さを痛感しているところでございます。
だからこそ、選挙に掲げた政策は市民の皆様とのお約束であることを念頭に置き「一党一派」に偏ることなく、市民目線の公平な市政運営に努めてまいります。
私は高橋前市長が行ってきた市政運営の継承と発展を掲げております。今年度からスタートしました第5次越谷市総合振興計画を着実に推進するとともに、以下に掲げます、私が市民の皆様とお約束した政策の三本柱の実現に全力を傾注してまいります。
まず、第一の柱は、「いのちと暮らしを守る」です。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行から、まもなく2年が経過しようとしています。現在の感染状況は比較的落ち着いていますが、いつ再拡大するか予測がつかない状況であり、第6波に備え準備を進めていくことが必要不可欠でございます。コロナ禍への対策をしっかりと行うことで、市民の皆様の心配や不安を払拭できるよう万全を期してまいります。加えて、障がい者の社会参加促進や近年頻発・激甚化する災害への対策強化など、だれもが安心して、いきいきと暮らせるまちを目指し、取り組みを進めてまいります。
続いて、第二の柱は、「子どもが輝く社会に」です。未来を担う子どもたちが夢や希望を持ち、健やかで心豊かに成長することは、日本という国や越谷市にとっても大変かけがえのないことであります。そのような子どもたちが育っていく環境や子育てをする環境を整備することは、未来への投資という意味をもつだけではなく、越谷市が魅力的で「越谷市に住みたい」と感じていただくことにより、定住人口の増加にもつながると考えております。そこで、保育施設については、「待機児童ゼロ」を目指し、少人数学級については、小学校全学年における35人学級の早期実現に向け、取り組みを進めてまいります。
最後に、第三の柱は、「越谷の未来を創る」です。少子高齢化、さらには人口減少局面に対応し、持続可能なまちづくりを実現するためには、生活利便性を維持・向上し、既存ストックを有効に活用することにより、地域経済の活性化を図ることが大変重要となってまいります。また、コロナ禍においては、感染防止対策を継続しながら、社会経済活動を進めていかなければなりません。
そこで、行政のデジタル化の推進や公共交通のさらなる充実など、生活の質が高く魅力と活力あるまちを目指し、取り組みを進めてまいります。
私が現在46歳と首長としては比較的若いことや、民間企業での経験も長いということもあり、市民の皆様は、安定的な市政運営に加えて、新しい取り組みに期待していると感じています。そのなかで、私は市長就任時に、職員に向けて次の5つのキーワードを用いた訓示を行いました。
「公平なルール」 「常に考える」 「日々勉強」 「挑戦しよう」 「最後は人」
端的に申し上げますと、ルールや人間関係を大事にしながらも、常に考え、挑戦し、進化し続けようというものです。是非、アクティブな越谷市政にご期待をいただきたいと思います。
最後に一言お伝えします。私は、市民の皆様と共にまちづくりを行い、市民の皆様と共に生きるまちを目指しています。そのためには、皆様の力が必要です。是非、共に考え、行動し、越谷のまちづくりを進めていきましょう。
退任にあたって 前越谷市長 高橋 努
11月10日の任期満了をもちまして、3期12年間務めた市長の職を退任させていただきました。
私は、昭和37年4月に市職員として越谷市に入庁して以来、市議会議員、県議会議員、そして市長として、ふるさと越谷の発展のため、その職責を果たしてまいりました。これまで、温かいご指導と深いご理解を賜りました市民の皆様、そして多くの関係皆様に深く感謝を申し上げます。
市長として、これまで私は「安心度埼玉No.1の越谷」、「市民が誇れる越谷」、「いきいき活性化する越谷」の3つを基本理念として掲げ、その実現に向けて様々な施策を展開してまいりました。とりわけ、平成27年4月には、全国で44番目、埼玉県内で2番目となる中核市への移行を成し遂げました。これにより、埼玉県から2,000項目を超える行政権限が移譲され、市民サービスの更なる向上とともに、地域密着型の行政サービスが提供できるようになりました。
また、保健所の開設により、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に対しましても、医師会との連携のもとで市として主体的かつ積極的に対応することができるようになりました。
このように、今や越谷市は堅実かつ着実にそれらの成果を積み上げ、名実ともに県南東部地域の中核都市になったものと自負しており、今後さらに発展していくものと確信をしております。
皆様には、今後とも越谷市政に対し、変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、この12年間、格別なご指導、ご理解を賜りましたことに改めて感謝を申し上げ、私の退任のあいさつとさせていただきます。
長い間本当にありがとうございました。
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