広報こしがやお知らせ版平成30年4月のまちのわだい（14面）

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帰宅困難者対策訓練で災害に備える

公共交通が使えない帰宅困難時の対処を学ぶ

		2月24日、越谷レイクタウン駅周辺で帰宅困難者対策訓練が行われ、未就学児を含む119人が参加しました。　しゃがんで身の安全を確保するシェイクアウト訓練を行った参加者は、駅員による情報収集・伝達訓練を見学。その後、災害により携帯電話等が使えなくなったという想定で、紙の地図を頼りに徒歩で一時滞在施設の水辺のまちづくり館に移動しました。　ダンボール製の災害時用簡易トイレの使い方などを学んだ参加者は「いざという時に備えていい体験ができた」と話していました。
車いす避難体験などを行い、支え合う重要性も学びました

伝統的技術を披露　縅 (おどし)づくりの実演

人形のまち越谷をPR

		3月3日・4日、ガーヤちゃんの蔵屋敷で縅づくりが実演されました。縅とは鎧の小札(こざね)板を革や糸で結び合わせる甲冑(かっちゅう)の伝統的製造技術のこと。市内で甲冑作りが行われていることを広くPRしようと、越谷ひな人形組合と(一社)越谷市観光協会が企画しました。　当日は、多くの人が縅作りの緻密な作業に見入っていました。甲冑が好きだという田中雅弘さん(60代)は「越谷で甲冑が作られていると知らなかった」と驚いていました。 *甲冑めぐりは5月1日(火曜日)〜6日(日曜日)に越谷駅東口周辺の商店街で行われます(8面参照)
間近で見る職人技に感嘆の声

郷土芸能の伝承　第34回越谷市郷土芸能祭

日頃の練習の成果を発揮

		3月4日、サンシティで市制60周年記念第34回越谷市郷土芸能祭が開催されました。これは越谷に伝わる祭礼や行事などで行われる芸能を披露することで、郷土芸能を普及し、継承することを目的に行われているものです。　当日は、越谷市郷土芸能保存協会の所属団体や伝統芸能を学ぶ小学校のクラブなどが能や木遣り、囃子、神楽などを披露。また下間久里の獅子舞や南越谷阿波踊り、越谷の民謡や和太鼓の発表などもありました。会場からは唄に合わせて手拍子が起こるなど、来場者も一緒に楽しんでいました。
越谷市木遣保存会と越ヶ谷小学校木遣保存会が合同で披露

越谷いちごランに1044人が出場

越谷の名物とマラソンのコラボレーション

		3月11日、越谷レイクタウンで「越谷いちごラン」が開催されました。これは、越谷いちごラン実行委員会(株式会社JTB関東事務局)が主催したもので、越谷の名物であるイチゴとマラソンを同時に楽しめるランニングイベントです。　当日は子どもから大人まで1044人のランナーが参加し、2キロ〜42.195キロの3種目に分かれ、それぞれの目標に挑戦。温かい声援の中楽しく走っていました。　ゴール後には、参加賞として、市内のイチゴ観光農園で採れたイチゴとイチゴのシュークリーム、イチゴのプリンが配られました。
仮装して走るランナーの姿もありました

わがまちこの人

第29期埼玉女流アマ囲碁名人戦(埼玉新聞社主催)準優勝、第60回全日本女流アマ囲碁選手権大会埼玉県代表。アマ六段
岩月　祐子(いわつき　ゆうこ)さん(東中学校3年)

　幼稚園のころ、囲碁を題材にしたアニメを見て興味がわいた。6歳で中央市民会館の子ども囲碁教室に通い始め、除々に頭角を現した。
　「ルールはすぐに覚えました。小学2年生のとき、囲碁の先生にそろそろ進路を考えた方がいいと言われ、プロ棋士の道場に移り、4年生まで勉強しました」。
　現在は、土曜日・日曜日に2つの碁会所に通い、平日の夜は囲碁のインターネット対局で腕を磨いているという。「対局の勝敗は、日々の研究が何よりものをいう世界。風邪で3日打たなかっただけで感覚が鈍るので、毎日の積み重ねが大切です」。
　将来について尋ねると「囲碁のインターネット対局の人工知能に匹敵するような技術を開発したい」と、研究熱心な岩月さんらしい夢を語ってくれた。

初場所に続く快挙！　阿炎関、大相撲春場所で10勝の好成績！

　本市出身の大相撲幕内力士阿炎関は、東前頭7枚目で迎えた大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪、3月25日千秋楽)を10勝5敗の好成績で終えました。敢闘賞を受賞した1月の初場所に続き、2場所連続の2桁勝利となります。
　4月27日(金曜日)には、総合体育館で阿炎関も出場する越谷市制60周年記念大相撲越谷場所が開催されます。ぜひご来場ください。
力士イラスト