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越谷市 Koshigaya City

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更新日:2017年1月6日

ページ番号は11982です。

平成27年度決算のあらましと健全化判断比率

 平成27年度の一般会計、特別会計の決算が9月の定例市議会で認定されましたので、市の歳入・歳出、主な事業についてお知らせします。また、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づき、健全化判断比率を公表します。

  1. 一般会計決算
  2. 特別会計決算
  3. 平成27年度の主な事業
  4. 平成27年度決算の概要:印刷用
  5. 健全化判断比率と資金不足比率

1 一般会計決算

一般会計の歳入は、平成26年度に比べて49億5,912万円増の986億4,607万円でした。
歳入の主なものは、市民の皆さんから納めていただいた市税(市民税・固定資産税等)が最も多く、全体の47.8%を占めています。さらに特定の事業を行うことに対する国からの補助金等である国庫支出金が15.5%、建設事業等を行うための財源として国などの機関から借り入れた市債が6.7%などとなっています。
平成26年度と比べると、市民税が、給与所得の伸びなどにより個人市民税収入額が増加したことなどから1.2%の増、地方消費税交付金が消費税率の引き上げの影響により66.9%の増となりました。また、地方交付税は、中核市移行に伴う増額などにより6.8%の増、諸収入は救急医療対策事業に係る補償金などにより40%の増となっています。市債については、老人福祉センター整備に係る事業債などが増加しましたが、第三庁舎整備が完了したことに伴う事業債の減などにより9.2%の減となりました。

歳入決算の内訳
  決算額 構成比
市税 471億3287万円 47.8%
国庫支出金 153億2476万円 15.5%
市債 66億1070万円 6.7%
諸収入 55億8801万円 5.7%
その他 239億8973万円 24.3%
歳入合計 986億4607万円 100.0%

次に、歳出は平成26年度に比べ32億3,775万円増の934億6,164万円で、平成23年度にスタートした第4次総合振興計画に基づき、「水と緑と太陽に恵まれた 人と地域が支える安全・安心・快適都市」の実現を目指し、各種事業を推進しました。歳出の主なものは、目的別では、安定した社会生活を保障する福祉の諸施策のための民生費が最も多く、全体の43.8%を占め、子ども・子育て支援給付費や国民健康保険繰出金の増などにより対前年度比7.6%(29億1,226万円)の増、続いて保健衛生のための衛生費が11.8%で、救急医療対策事業や保健所経費の増などにより前年度比13.2%(12億8,809万円)の増、庁舎管理や広報、企画の経費などの一般行政のための総務費が10.5%で、第三庁舎建設事業の完了などにより前年度比7.4%(7億8,991万円)の減となっています。また、性質別では、各種福祉サービスを提供する経費などの扶助費が25.6%、職員の給与等の人件費が18.9%、委託料や需用費等の物件費が15.8%などとなっています。

歳出決算の内訳(目的別)
  決算額 構成比
民生費 409億8221万円 43.8%
衛生費 110億2639万円 11.8%
総務費 98億3240万円 10.5%
土木費 97億1261万円 10.4%
教育費 89億7506万円 9.6%
公債費 71億8432万円 7.7%
その他 57億4865万円 6.2%
歳出合計 934億6164万円 100.0%
歳出決算の内訳(性質別)
  決算額 構成比
扶助費 239億694万円 25.6%
人件費

176億4802万円

18.9%
物件費 147億4067万円 15.8%
繰出金 123億6598万円 13.2%
普通建設費 93億1172万円 10.0%
公債費 71億8432万円 7.7%
その他 83億399万円 8.8%
歳出合計 934億6164万円 100.0%

なお、市民一人当たりに換算した支出額と市税負担額は次のとおりです。

市民1人当たりの支出額は、27万7185円

目的別
  市民一人当たりの支出額
民生費 12万1544円
衛生費 3万2702円
総務費 2万9161円
土木費

2万8805円

教育費 2万6618円
公債費 2万1307円
その他 1万7048円
性質別
  市民一人当たりの支出額
扶助費 7万902円
人件費 5万2340円
物件費 4万3717円

繰出金

3万6675円
普通建設費 2万7616円
公債費 2万1307円
その他 2万4628円

市民1人当たりの市税負担額は、13万9785円

  市民一人当たりの市税負担額
市民税 6万8783円
固定資産税 5万3737円
軽自動車税 864円
市たばこ税 7197円
事業所税 2164円
都市計画税 7040円

2 特別会計決算

特別会計は、国民健康保険会計をはじめ9会計です。各特別会計の決算は次のとおりです。

特別会計歳入歳出決算額
会計 歳入決算 歳出決算
国民健康保険会計 420億6246万円 406億6571万円
後期高齢者医療会計 29億7952万円 29億3798万円
介護保険会計 168億6416万円 159億2305万円
母子父子寡婦福祉資金貸付金会計 6936万円 3403万円
東越谷土地区画整理事業費会計 5億2517万円 2億8292万円

七左第一土地区画整理事業費会計

3億8345万円 2億5078万円

西大袋土地区画整理事業費会計

21億3771万円 19億156万円

公共下水道事業費会計

86億7877万円

82億1102万円

公共用地先行取得事業費会計

11億386万円 11億386万円
合計 748億447万円 713億1091万円

3 平成27年度の主な事業

平成27年度の主な事業に係る事業別決算額は、次のとおりです。(1万円未満は適宜四捨五入しています。)

大綱1:市民とつくる住みよい自治のまちづくり(市民、人権、行財政運営)
事業名称 決算額
謝礼品贈呈事業 203万円

自治基本条例推進会議運営費

71万円

自治会振興事業(自治会振興交付金)

7875万円

大沢地区センター・公民館、体育館複合施設整備事業

813万円

コミュニティ活動推進事業(地区まちづくり助成金) 4300万円
中核市推進事業 151万円
大綱2:だれもが健康で生きがいをもって安心して暮らせるまちづくり(保健、医療、子育て、福祉、社会保障)
事業名称 決算額
地域医療推進事業 3億3343万円
救急医療対策事業(救急医療等整備協力事業) 27億2862万円
医療サービスの充実(病院事業支出金) 11億円
児童手当給付費 55億9395万円
こども医療給付費

13億7004万円

子育て世帯臨時特例給付金事業 1億3391万円
老人福祉センターひのき荘整備事業 7億1549万円
助け合いの仕組みづくり事業 1600万円
生活困窮者自立支援事業 4389万円
臨時福祉給付金事業 3億2981万円
生活保護扶助費 65億7937万円
介護保険会計繰出金 23億1921万円
国民健康保険会計繰出金 34億6432万円
後期高齢者医療会計繰出金 5億2175万円
大綱3:自然と調和し質の高い都市機能を備えたまちづくり(都市計画、都市施設、住宅)
事業名称 決算額
良好な市街地の整備(東越谷、七左第一、西大袋土地区画整理会計繰出金)

11億1000万円

道路の整備(越谷吉川線、川柳大成町線、一般市道等) ※繰越事業含む 9億4478万円
公共交通事業(ノンステップバスの導入、鉄道駅の耐震補強工事への補助金等) 2160万円
緑の基本計画策定事業 518万円
身近な公園の整備 1億4718万円
大綱4:人や環境にやさしく安全・安心な生活を育むまちづくり(環境、危機管理、消防)
事業名称 決算額
地球温暖化対策推進事業 322万円
再生可能エネルギー推進事業 2348万円
資源物分別収集事業 2億3676万円
東埼玉資源環境組合負担金事業 11億4997万円
自主防災組織育成事業 1632万円
災害予防対策事業 7551万円
防犯対策事業 605万円
消防署所整備事業(谷中分署) 2億4318万円
大綱5:安心して働ける環境を育む持続的で躍動するまちづくり(産業、雇用)
事業名称 決算額
創業者等育成支援事業 1294万円
中心市街地活性化推進事業 520万円
空き店舗対策事業 1335万円
地産地消推進事業 408万円
農地利用集積事業 1301万円
大綱6:いきいきとだれもが学べる心豊かなまちづくり(教育、生涯学習、文化、スポーツ・レクリエーション)
事業名称 決算額
環境教育推進事業 756万円
小中学校空調設備設置事業 3370万円
小中学校の運営 3億7298万円
小中学校の施設管理 7億967万円
蔵書等整備事業 7401万円
図書整備事業 6033万円
コミュニティセンター管理事業 5億7860万円
屋外体育施設管理運営費 1億3291万円

4 平成27年度決算の概要:印刷用

5 健全化判断比率と資金不足比率

平成27年度決算を基に、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」の規定による、健全化判断比率等の指標を公表します。
健全化判断比率のすべての指標及び資金不足比率は、前年度に引き続き、国の定める基準を下回っており、市は健全財政を維持しています。

平成27年度決算に係る健全化判断比率(単位:%)
指標の名称 実質赤字比率 連結実質赤字比率 実質公債費比率 将来負担比率
越谷市の数値 赤字なし

赤字なし

8.2

58.1

早期健全化基準

11.25 16.25 25.0 350.0
財政再生基準 20.00 30.00 35.0

※黒字の場合は「赤字なし」と表示していますが、実質赤字比率はマイナス9.32%、連結実質赤字比率はマイナス17.79%となっています。

平成27年度決算に係る資金不足比率(単位:%)
特別会計の名称 東越谷土地区画整理事業 七左第一土地区画整理事業 公共下水道事業 病院事業
越谷市の数値 資金不足なし 資金不足なし 資金不足なし 資金不足なし
経営健全化基準 20.0 20.0 20.0 20.0

※資金剰余の場合は「資金不足なし」と表示していますが、東越谷土地区画整理事業会計はマイナス322.0%、七左第一土地区画整理事業会計はマイナス113.3%、公共下水道事業会計はマイナス11.1%、病院事業会計はマイナス16.6%となっています。

各指標の内容
指標の名称 説明
実質赤字比率 一般会計などの実質赤字が、標準的な収入に対しどのくらいの割合になるかを示す指標です。
連結実質赤字比率 市の全ての会計を対象にした実質赤字が、標準的な収入に対しどのくらいの割合になるかを示す指標です。
実質公債費比率 一般会計などが負担する市債の元利償還金及び準元利償還金が標準的な収入に対しどのくらいの割合になるかを示す指標です。
将来負担比率 一般会計などが将来負担すべき実質的な負債(市債の現在高、債務負担行為に基づく支出予定額の一部など)が、標準的な収入に対しどのくらいの割合になるかを示す指標です。
資金不足比率 一般会計などに属さない公営企業会計の資金の不足額が、事業の規模に対し、どのくらいの割合になるかを示す指標です。

健全化判断比率の4つの指標(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率)のうち、1つでも早期健全化基準を超えると「早期健全化団体」、財政再生基準を超えると「財政再生団体」になり、それぞれ財政健全化計画、財政再生計画を策定し早急に財政改善に取り組まなければなりません。
公営企業会計については、資金不足比率が経営健全化基準を上回った場合は、経営健全化計画を策定しなければなりません。

埼玉県内の決算・健全化判断比率の状況

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行財政部 財政課 (本庁舎3階)
電話:048-963-9115
ファクス:048-965-8028

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