更新日:2017年9月26日
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弾道ミサイルが落下する可能性がある場合にとるべき行動について
弾道ミサイル落下時の行動について
弾道ミサイルは、発射からわずか10分もしないうちに到達する可能性もあります。
ミサイルが日本に落下する可能性がある場合は、国からの緊急情報を瞬時に伝える全国瞬時警報システム(Jアラート)を活用して、防災行政無線で特別なサイレン音とともにメッセージを流すほか、緊急速報メール等により緊急情報をお知らせします。
緊急情報が流れたら、
- 速やかな避難行動
- 正確かつ迅速な情報収集
行政からの指示に従って、落ち着いて行動してください。
全国瞬時警報システム(Jアラート)による情報の種類と放送内容
メッセージが流れたら、直ちに以下の行動をとってください。
屋外にいる場合
- 近くの建物(できれば頑丈な建物)の中又は地下(地下街や地下駅舎などの地下施設)に避難してください。
建物がない場合
物陰に身を隠すか、地面に伏せ頭部を守ってください。
屋内にいる場合
すぐに避難できるところに頑丈な建物や地下があれば直ちにそちらに避難して下さい。それができなければ、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。
なお、ミサイルが日本の領土・領海に落下する可能性があると判断した場合には、その時点で改めて、ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し、直ちに避難することを呼びかけます。
弾道ミサイル落下時の行動に関するQ&A
ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか。
北朝鮮から日本に向けて弾道ミサイルが発射された場合、極めて短時間で日本に飛来することが予想されます。
例えば、平成28年2月7日に北朝鮮西岸の東倉里(トンチャンリ)付近から発射された弾道ミサイルは、約10分後に発射場所から約1,600km離れた沖縄県先島諸島上空を通過しています。
なお、弾道ミサイルの種類や発射の方法、発射場所などにより日本へ飛来するまでの時間は異なります。
なぜ建物の中又は地下へ避難するのですか。
ミサイル着弾時の爆風や破片などによる被害を避けるためには建物(できれば頑丈な建物)の中又は地下(地下街、地下駅舎などの地下施設)への避難が有効だからです。
自宅にいる場合はどうしたらよいでしょうか。
すぐに避難できるところに、より頑丈な建物や地下(地下街、地下駅舎などの地下施設)があれば、直ちにそちらに避難してください。それができない場合は、自宅で、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。
建物内に避難してから気を付けることはありますか。
爆風で壊れた窓ガラスなどで被害を受けないよう、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。
弾道ミサイルの情報が伝達されたとき、自動車の車内にいる場合はどうすればよいですか。
車は燃料のガソリンなどに引火するおそれがあります。
車を止めて近くの建物(できれば頑丈な建物)の中又は地下(地下街、地下駅舎などの地下施設)に避難してください。周囲に避難できる建物や地下施設がない場合、車から離れて地面に伏せ、頭部を守ってください。
車から出ると危険な場合はどうしたらよいですか。
高速道路を通行している時など、車から出ると危険な場合には、車を安全な場所に止め、車内で姿勢を低くして、行政からの指示があるまで待機してください。
「ミサイルは、●●地方から●●地方へ通過した」との情報伝達があった場合は、どうすれば良いのでしょうか。
政府から情報についてテレビやラジオで確認してください。引き続き避難していただく必要はありませんが、もし、不審な物を発見した場合には、決して近寄らず、すぐに警察、消防や海上保安庁に連絡してください。
「ミサイルが●●地方に落下した可能性がある」との情報伝達があった場合は、どうすれば良いでしょうか。
情報伝達しますので、引き続き屋内に避難して下さい。弾頭の種類に応じて被害の様相や対応が大きく異なります。そのため、テレビ、ラジオ、インターネットなどを通じて情報収集に努めてください。また、行政からの指示があればそれに従って、落ち着いて行動してください。
もし、近くにミサイルが着弾した場合は、弾頭の種類に応じて被害の及ぶ範囲などが異なりますが、次のように行動してください。
- 屋外にいる場合は、口と鼻をハンカチで覆いながら、現場から直ちに離れ、密閉性の高い屋内の部屋または風上に避難してください。
- 屋内にいる場合は、換気扇を止め、窓を閉め、目張りをして室内を密閉してください。
「ミサイルが●●地方に落下した可能性がある」との情報伝達後の続報とはどのような情報が伝達されるのですか。
その後の状況に応じて、屋内避難を解除するような情報、又は、引き続き屋内避難をして頂く、あるいは別の地域へ避難をして頂くといった情報を伝達します。
「ミサイルが●●海に落下した」との情報伝達があった場合は、どうすれば良いのでしょうか。
政府からの情報について、テレビやラジオで確認してください。
引き続き避難をして頂くといった情報を伝達します。
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ファクス:048-965-7809