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越谷市 Koshigaya City

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更新日:2024年9月11日

ページ番号は73673です。

特殊詐欺の被害が増えています!

 越谷市の令和6年における特殊詐欺の被害件数は61件、被害金額は約2億850万円となっています(越谷警察署調べ・令和6年8月末暫定値)。令和5年におきましては被害件数・金額ともに県内ワースト1位(※)と危機的な状況にありました。令和6年は越谷市としては被害件数・金額ともに昨年より減少していますが、埼玉県全体では増加している傾向にあり、引き続き警戒が必要です。
 被害に遭わないよう、日頃から家族や身近な人と特殊詐欺について話し合い、お互いに気軽に相談できる環境を作りましょう!
(※さいたま市は区ごとに集計)

【最近発生した詐欺予兆電話の事例】
〈事例1〉
 市役所職員を名乗る犯人から、「還付金があります。」「銀行員から電話があります。」等の電話がかかってきた。

〈事例2〉
 警察官を名乗る犯人から、「あなた名義で不正に携帯電話番号を取得した者がいる。」「あなたの口座が悪用されている。」「早急にキャッシュカードを交換する必要がある。」等の電話がかかってきた。

〈事例3〉
 親族を名乗る犯人から、「喉が痛くて病院に行った。」「脱税してしまって至急お金が必要だ。」等の電話がかかってきた。

1.特殊詐欺とは?

 犯人が電話やハガキ等で、親族や公共機関の職員などを名乗って信用させ、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、医療費の還付金が受け取れるなどと言ってATMを操作させて犯人の口座に送金させる犯罪の総称です。

 市内で特に多く発生している特殊詐欺はオレオレ詐欺、還付金詐欺、預貯金詐欺、架空料金請求詐欺、キャッシュカード詐欺盗で、手口は下記のとおりです。

 

種類

 

手口

件数

(越谷警察署調べ・

令和6年8月末暫定値)

オレオレ詐欺

親族や警察官等を装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金等を名目に金銭等をだまし取る手口です。            

21件

還付金詐欺

 

税金還付等に必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、口座間送金により財産上の不法の利益を得る手口です。

16件

預貯金詐欺 

警察官や銀行職員、市の職員等を装い、「キャッシュカードの交換手続きが必要である」などの名目で、キャッシュカード、クレジットカード、預貯金通帳等をだまし取る手口です。                    

10件

架空料金請求詐欺

未払いの料金があるなど架空の事実を口実とし、金銭等をだまし取る(脅し取る)手口です。

8件
キャッシュカード詐欺盗(さぎとう)

警察官や銀行職員等を装って電話をかけ、「キャッシュカードが不正に利用されている」などの名目によりキャッシュカード等を準備させた上で、自宅に訪問し、隙を見てキャッシュカード等を偽物とすり替えてだまし取る手口です。

4件
その他

上記以外の特殊詐欺

2件

 

 

2.特殊詐欺対策をして犯人を撃退しましょう!

 現在、令和6年度の通話録音機器無料貸与事業を実施しています。詳細・申し込みは「高齢者を狙った特殊詐欺等を防止する通話録音機器を無料で貸し出します!(令和6年度分)」のページをご覧ください。
 ※先着順の申込みであるため、ご申請いただいても貸与できない場合があります。予めご了承ください。

【家にいるときも自宅固定電話は留守番電話に設定】
 犯人は、自分の声が証拠として残ることを避けるため、何も話さずに電話を切ります。在宅中でも留守番電話に設定し、相手を確認してから電話に出ることで、犯人からの電話に出ることなく、被害を防ぐことができます。

【通話録音機器を取り付ける】
 着信音が鳴る前に、電話をかけてきた相手に通話内容を録音するというメッセージを流し、自動で通話内容を録音します。詐欺の犯人は自身の声や会話が録音されることを避けるため、詐欺被害減少に役立ちます。

通話録音機器の画像

3.SNS型投資詐欺に注意しましょう!

 交流サイト(SNS)で投資家や著名人を名乗る者から「投資で簡単にお金を稼ぐことができます。」などと言われ、指定した銀行口座にお金を振り込んで、だまし取られるSNS型投資詐欺が多発しています。SNSで知り合った人から投資を勧誘されたら詐欺の可能性を疑いましょう。

インターネット犯罪については、下記リンク先でも詳しく説明しています。

SNS型投資詐欺に注意しましょう!

4.その他インターネット犯罪など

インターネットサービスの進化・多様化に伴い、これらを利用した詐欺や犯罪も後を絶ちません。宅配の不在配達通知等を装ったSMSや、偽のセキュリティ警告などにだまされ、個人情報やクレジットカード情報等を搾取されてしまい、金銭を取られるなどの被害が多発しています。ここでは、そのようなインターネット犯罪の手口や特徴などについて紹介します。

名称 手口・特徴・対策など

宅配の不在配達等を装ったSMS                          

国税庁、携帯電話会社、宅配業者などを装い、偽のWebサイトに誘導、または不正アプリをインストールさせ、個人情報やクレジットカード情報などを入力させようとします。

すぐに対応を求めるような内容は偽SMSと疑い、メール内容のURLを安易にクリックしないようにしましょう。

偽セキュリティ警告

インターネット閲覧中に、突然偽のセキュリティ警告が表示され、解決のために、記載してある電話番号へ電話をかけるよう誘導されます。電話をかけると、有償サポート契約や代金支払いへと誘導されます。支払いはプリペイドカードを指定され、コンビニエンスストアにそのカードを買いに行くように指示されるのが特徴です。

Webサイトを閲覧しただけで、外部からウイルス感染を検知することはできません。誘導されて、不要なサポートを契約したり、不要なアプリをインストールしないようにしましょう。

偽当選サイト

サイトを閲覧中に、パソコンやスマートフォンに「Googleギフトが当選しました」「最新のスマートフォン端末の当選者に選ばれました」などのポップアップメッセージが表示され、「クリックしない場合は別のユーザーに当選権が移行します」などと煽り、カード決済画面や不正アプリをインストールする画面に誘導されます。

もしも、偽当選サイトでサブスクリプションのカード決済をしてしまった場合は、iPhoneの場合は「設定⇒名前⇒サブスクリプション」を、Android携帯の場合は「GooglePlay⇒定期購入」を確認して、身に覚えのない契約を解除しておきましょう。

スマホ副業

インターネット広告などの勧誘により、「1日2~3通メールするだけで、メール開始より7日後にお給料がもらえます」などと副業への期待を膨らませ、メールアドレスの登録を要求してきます。登録後、何十通もの副業紹介メールが送られてきますが、どれも全く稼げません。

「大金を稼げる」「誰でも簡単にできる」などと強調しており、仕事内容が不明な副業は、詐欺の可能性もあるので注意しましょう。

ワンクリック詐欺 アダルト系や出会い系のサイトで、動画や写真などを見ようとした際に、サイト利用料等の名目でお金を請求する画面が表示されます。登録完了画面等を表示することで、契約が成立したと思わせて、お金を払わせます。あたかも個人情報を取得したかのような画面が表示されますが、IPアドレスやスマートフォンの機種情報が知られたからといって、氏名や住所を特定されることはありません。
基本的にブラウザの表示のみの手口となるため、「タブを閉じる」「閲覧履歴の消去」のみで対処が可能です
インターネット犯罪については、下記リンク先でも詳しく説明しています。

「今ネットの世界で何が起きているのか~ネット犯罪、トラブルへの対処法~」

関係先リンク

このページに関するお問い合わせ

市民協働部 くらし安心課 市民生活担当(本庁舎3階)
電話:048-963-9156
ファクス:048-965-7809

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