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・議会だより 217号4ページから5ページ

更新日:2022年11月1日 ページ番号60053です。

常任委員会(部門別)の審査

9月定例会に上程された議案のうち、市長提出議案9件が部門別の常任委員会に付託され審査を行いました。
※質疑のあった議案について主な質疑と答弁を掲載しています。
QRコードを読み取ると、委員会の録画映像をご覧いただけます。

総務常任委員会

越谷市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について


問 男女間における育児休業の期間の違いと職員への周知および相談体制は。
答 
男女間で休業期間に違いはなく、女性の産後休暇に代わり、男性は「産後パパ育休」を取得することができる。職員に対しては「育児介護両立支援ハンドブック」や「女性活躍推進研修」、実際に育児休業を取得した職員の状況を掲載したパンフレット等で周知している。今後も相談があった際には人事課において丁寧な説明を行う。

親子のイラスト

民生常任委員会

越谷市立病院の診療費等に関する条例の一部を改正する条例制定について

問 選定療養費の徴収と紹介率・逆紹介率の実績は。また、選定療養費の周知方法は。
答 
選定療養費について、令和3年度は、2209人、約862万円を徴収した。また、紹介率および逆紹介率について、令和3年度はコロナ禍により減少に転じたが、平成29年度から令和2年度までは毎年約4%ずつ上昇していた。次に、選定療養費の制度については、市立病院のホームページや病院発行の広報紙等で周知を行っている。選定療養費は、地域医療機関との機能分化を進めるための一助になると考えていることから、今後は、あらゆる手段を活用して周知していきたいと考えている。
反対討論
政府が社会保障費の自然増削減のため、後期高齢者医療費等の患者負担の引き上げを行っている中、選定療養費の引き上げは、物価高もあり市民理解は得られないと考える。また、市立病院が今やるべきことは、広報活動による機能分化の推進や地域の医療機関との連携を密にするための取り組み、誰にでも安心安全な医療を提供することであると考えるため反対する。

市立病院の写真

市立病院

環境経済・建設常任委員会

越谷市手数料条例の一部を改正する条例制定について

問 条例改正の理由は。また、建築行為を伴わない優良既存住宅の認定制度が創設されることによるその効果は。
答 
耐震性や省エネルギー性能などが高い、長期優良住宅の普及を主な目的とした法律の改正に伴い、所要の条例改正を行うものである。既存住宅が一定の要件を満たし、長期優良住宅として認定を受けることにより、既存住宅そのものの価値を高めることができるようになると考えている。

住宅のイラスト

子ども・教育常任委員会

越谷市立小中一貫校整備PFI事業に係る特定事業契約の締結について

問 PFI事業者選定審査会委員の人数の考え方は。
答 
今回の小中一貫校の整備PFI事業においては、建設、教育施設設計、財務の3つの視点から評価が必要と考え、学校教育施設の建築に造詣が深い大学教授の方、PFI事業についての経験が多い大学教授の方、SPCの財務状況等の確認ができる公認会計士の方の3人を委員に選任した。
問 性能評価点800点、価格評価点200点の配点とした理由は。
答 
当初、市としては、性能評価点700点、価格評価点300点の配点としていたが、委員から「中身で選ぶという市の姿勢を強く出すということであれば、加点審査項目の割合を上げたほうがいいのではないか」と意見があった。そのため、コンサルを含めた関係部課所で協議をし、配点割合の変更を含め再度審査会で提案をしたところ、異議はなかった。
問 審査委員が専門外の分野を評価することの考え方は。また、協議により評価を変えたのは適正な判断であると考えた理由は。
答 
全てを熟知している委員を選ぶのは困難であるため、それぞれの専門性で選ばせていただいた。評価については、委員自ら「全項目評価方式」を選択し、それぞれが専門外の分野であっても自分の目線で評価をしていくという選択をしたと考えている。また、ばらつきの出た評価については、きちんと協議をし、自分の評価を変えるのかは委員が納得した上で判断しているため、協議には意味があるものと考えている。
問 従来の契約方法とPFI事業により契約した場合の差額は。
答 
市が直接契約する従来方式で学校施設を整備した場合における事業費はおよそ163億円であるため、今回のPFI事業と比較するとおよそ20億円高くなる。
反対討論
・3学園構想に係る小中一貫校整備については賛成の立場であるが、本事業は越谷初の事業であり、事業者選定や意思決定にあたっては慎重かつ丁寧な議論が行われるべきであり、透明性、公平性の確保の観点が重要であると認識している。しかし、約2億4000万円の価格差がありながら、結果が逆転するほど技術的な内容に差があったのか、選定審査会の記録からは読み取れない。また、委員の選定プロセスや人数の根拠においても、納得がいく説明を得られず、市民の理解を得るには根拠が乏しい。市民が納得する透明性と公平性を担保した慎重な議論が尽くされることを要望して、反対する。
・予算規模が150億円の大型PFI事業であるにもかかわらず、提案事業者に対して学校施設という単一の用途のみでの水準で要求をしていること。官民連携の大型PFI事業としての要求水準とは言い難いこと。選定審査会の人数を条例の範囲内最大の審査員数としておらず、審査には幅広い知見が求められるが、専門外の分野についても評価に関与しており、適正な評価となっていない可能性があること。以上の理由により、反対する。
・計画策定にあたり、保護者や子ども、教員の意見聴取、反映が不足していることが聞きとれる。そのような課題に対しても、これから考えるというような話もある。このことから、教育委員会の都合による施設建設先にありきで、既存の敷地に子どもを詰め込むことだけが目的になっていると指摘せざるを得ない。子どものための計画とは言えないことが改めて浮き彫りになっていると考え、反対する。

予算決算常任委員会の審査

9月定例会に上程された議案のうち、市長提出議案20件が予算決算常任委員会に付託され、各分科会に送付し審査を行いました。
※質疑のあった議案について主な質疑と答弁を掲載しています。
QRコードを読み取ると、委員会の録画映像をご覧いただけます。

総務分科会

令和4年度越谷市一般会計補正予算(第5号)について

問 サンシティ整備事業のスケジュール変更による影響と今後の展望は。
答 
スケジュール変更に伴う事業の実現可能性への影響は少ないと考えている。今年度は建設資材価格や施設の在り方の調査検討を行い、実施方針、要求水準書として取りまとめ、来年度以降、事業者の公募など整備に向けた取り組みを進めていきたい。
問 施設改修工事費の追加の内容と計画的に修繕を行っていく考えは。
答 
今回の補正予算は、第二庁舎の空調設備の改修費用であるが、地方債の活用も含め対応している。今後については、各施設における個別施設計画の内容も踏まえながら、予算編成等に取り組んでいきたい。

令和3年度越谷市一般会計歳入歳出決算認定について

問 市税の収納対策の現状や納税相談等窓口の対応は。
 収納率向上に向け、現年分の収納対策の強化や滞納整理の徹底、自主納付を推進するため納付チャネルの拡大等に取り組んでいる。納税相談では、詳細な収支状況の聞き取りによる納付の計画や家計全体への助言等も行っている。
問 救命講習会の開催状況と市内公共施設等におけるAEDの設置状況は。また、救命講習会の受講人数の目標は。
 令和3年は51回の救命講習会を開催し、914人が受講した。また、公共施設等におけるAEDは178台である。受講人数の目標は年間3300人としているが、コロナ禍で予定どおり開催できない状況が続いているため、今後はeラーニングの導入や三密の回避、資機材等の整備を通じて、多くの方に受講していただきたい。
問 トイレトレーラーの購入理由と災害時以外の日常における運用は。
 トイレトレーラーは災害時の健康被害や衛生環境の悪化などの被害を軽減するため導入した。平常時には、市の主催行事や各地区でのイベント、いちごタウンの来場者用トイレとしての活用を考えている。

トイレトレーラーの写真

トイレトレーラー

民生分科会

令和4年度越谷市一般会計補正予算(第5号)について

問 地区センター等での新電力事業者との契約およびLED化の状況は。
 電力自由化に伴い、地区センター、市民会館および交流館のうち17ケ所で新電力事業者と契約している。また、LEDの導入率は全体の10%程度である。LED化は電力抑制に有効な手段であるため、各施設の設備更新に合わせ、今後も進めていく。

令和3年度越谷市一般会計歳入歳出決算認定について

問 看護師等修学資金貸付金の効果は。
 当事業は看護師の養成所で学ぶ学生に対し、卒業後に市内医療機関で働くことを条件に、修学資金を貸与する制度である。事業発足以来、約7割にあたる122人が、市内医療機関に就職しているため、目的に沿った効果が出ていると認識している。

令和3年度越谷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について

問 「自宅でできる介護予防体操」に対する反応は。
 自宅等でも介護予防体操ができるよう、動画DVD等を作成した。コロナ禍により集まって体操ができないときに、自宅で体操を行うきっかけとなったとの声や、通いの場等で活用しているとの話を伺っている。

介護予防体操の写真

介護予防体操の動画

令和3年度越谷市病院事業会計決算認定について

問 内部留保資金に対する考え方は。
 内部留保資金は、施設再構築や、医療機械購入等に充てるため、補てん財源として使用されている。第六期中期経営計画の中の財政計画において、目標額を約10億円としているが、市立病院の建て替えを見据え、内部留保資金を増やしていきたい。

環境経済・建設分科会

令和4年度越谷市一般会計補正予算(第5号)について

問 〆切橋の補修工事費用と、着工から開通までの期間は。
 工事は債務負担行為により今年度から来年度に渡り行う予定であり、費用は計6000万円を予定している。来年の夏までには開通できるよう進めていきたい。

令和3年度越谷市一般会計歳入歳出決算認定について

問 女性創業支援セミナーの内容とその成果は。
 関係機関と連携し、起業の方法をはじめ集客や利益を上げる方法などの講義を行った。昨年度は創業セミナー全体の受講者の中から12件の創業実績があった。
問 今後の都市デザインに対する考え方は。
 「都市計画マスタープラン」において、一定のエリアでの人口密度を維持しながら、各種施設の計画的な配置を誘導し、持続可能なコンパクトなまちづくりを推進していくことを定めている。今後も本市の特性に応じた都市づくりに取り組んでいきたい。

子ども・教育分科会

令和4年度越谷市一般会計補正予算(第5号)について

問 成人式会場設営委託料の補正内容は。また、今年度の開催の見通しは。
 新型コロナウイルス感染症の影響により大学を借用できなくなったことに伴う会場借上料の減額分と、大学に代わる会場の設営に係る増額分である。また、今年度から「二十歳のつどい」として開催予定であり、各地区において準備を進めている。

令和3年度越谷市一般会計歳入歳出決算認定について

問 公立学童保育室の待機児童数は。また、補助金を交付している民間学童保育室数と今後増加させる考えは。
 令和4年4月1日現在の待機児童数は215人であり、前年に比べ45人減少となった。また、令和3年度は2施設に補助金を交付した。増加が続く学童保育の需要に対し、公立学童保育室の整備のみでの対応は困難なため、補完的な役割を担う施設として、今後も民間への支援を進めていく。
問 科学技術体験センターの事業に対する反響および今後の事業内容の考え方は。
 令和3年度はSDGs等の企画展を実施し、マスコミにも取り上げられ好評であった。今後も、各ライフステージに合わせた体験を通じて実感できる科学技術体験教育の充実に努めていく。

全体会において、以下のとおり討論がありました。

令和3年度越谷市一般会計歳入歳出決算認定について…反対討論1件
令和3年度越谷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について…反対討論1件
令和3年度越谷市公共下水道事業会計利益処分及び決算認定について…反対討論1件

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電話:048-963-9261
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