更新日:2023年8月31日
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健康を保って医療費の適正化・節約を
国民健康保険は、病気やけがをしたときに安心して医療を受けられるよう加入者が国民健康保険税を出し合いお互いに支え合う制度です。
現在、医療費が毎年増大しており、国保の財政は赤字が続いています。皆さんが健康を保つことが、医療費の節約と国保財政の健全化につながります。病気の予防・早期発見・早期治療をお願いします。
医療費と国保の財政状況
本市の国民健康保険の1人当たりの医療費は、高齢化や医療の高度化などで毎年増え続けています。(図1)
※R2年度は新型コロナによる受診控えで減少。
また、医療費が増え続けているため、毎年国保財政は赤字が続いており、令和5年度当初予算では7億4千万円の赤字となっています。(図2)
※R2年度は埼玉県に支払う納付金がH30年度の精算で減少したため、赤字は一時的に解消。
赤字は一般会計からの繰入金で補填していますが、国からは赤字の解消が求められており、埼玉県国民健康保険運営方針でも、令和8年度までに段階的に赤字を解消することが目標とされています。
赤字解消を進めるには、皆さんが健康を保って、医療費を適正化・節約することが重要です。
医療費を適正化・節約するために私たちができる6つのこと
健康はバランスの良い食生活と適度な運動から
病気になる前に予防することが、最高の治療法かつ医療費の節約術です。
健康を維持するためには、バランスの良い食事とウォーキングなど適度な運動が効果的です。無理はせずに、改善に取り組みましょう。
無料の「健診」で生活習慣病を予防
40歳以上の国保加入者は無料で健診が受けられます。健診で分かる生活習慣病は自覚症状が少なく、気づいたときは悪化している場合もあります。
健診時間は概ね1時間です。病気が後で発覚したら、治療のために時間もお金もかかってしまうので、是非時間を作って受診しましょう。
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「がん検診」でがん早期発見・早期治療
がんは2人に1人がかかる病気であり、亡くなる方の3分の1はがんが原因と言われています。がんは無症状のうちに発見し、早期に治療することが重要です。ご自身の身体をまもるため「がん検診」を受けましょう。
詳しくはこちら
無料でメタボ改善(特定保健指導)
健診で生活習慣病の危険性が高いと判定された方には、「特定保健指導」の通知をお送りします。
保健師や栄養士がサポートして生活習慣の改善をお手伝いします。メタボ(生活習慣病)改善の為、是非ご参加ください。
ジェネリック医薬品を利用しましょう
ジェネリック医薬品は、新薬の特許期間満了後に、有効成分・用法・効能が同等と国が承認した医薬品です。
ジェネリック医薬品は新薬よりも安価に設定されているため、ご自身の医療費を安く抑えることができます。越谷市では今の薬をジェネリック医薬品に換えることで月に100円以上医療費を削減できる方に年2回通知をお送りしています。
「かかりつけ医」で健康維持
「かかりつけ医」とは日常的な診察や健康管理などを行ってくれる身近なお医者さんのことです。
気軽に相談できるお医者さんがいれば、非常に心強いものです。是非、信頼できる「かかりつけ医」を見つけましょう。
あわせて、薬剤の相談ができる「かかりつけ薬局・薬剤師」も見つけましょう。
このページに関するお問い合わせ
保健医療部 国保年金課
電話:048-963-9146