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越谷市 Koshigaya City

更新日:2023年7月12日

ページ番号は9630です。

食品ロスの削減に向けて

食品ロスとは?

食品ロスとは、「まだ食べられるのにもかかわらず捨てられてしまう食品(可食部分)」のことです。
次のようなものが食品ロスになります。

  • 食品の製造・流通過程の破損等で発生する規格外品
  • 食品メーカーでの欠品防止の過剰在庫
  • 小売店での需要予測のズレによる売れ残り(販売期限切れの返品)
  • 新商品販売等に伴い撤去される食品
  • 家庭・飲食店での食べ残しや作り(仕込み)すぎた料理
  • 食べられる部分まで過剰除去された調理くず
  • 食事に使用・提供しない消費(賞味)期限切れの手つかずの食品

食品ロスの現状

年間の食品ロスの発生量

日本国内における売れ残りや期限を超えた食品、食べ残しなど、本来食べられたはずのいわゆる「食品ロス」は約522万トンとされています。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた食料援助量(令和2年で年間約420万トン)を大きく上回る量です。また、日本人1人当たりに換算すると、お茶碗約1杯分(約113g)の食べ物が毎日捨てられている計算となります。
出典:農林水産省「食品ロス量(令和2年度推計値)」、国際連合世界食糧計画「数字で見る国連WFP」

家庭における食品ロス

約522万トンの食品ロスのうち、約半数(247万トン)は一般家庭から発生しています。過剰除去(野菜の皮の厚剥きなど)や出された食事の食べ残し、消費期限切れによる廃棄によって食品ロスは発生しています。

家庭でできる食品ロス削減の取り組み

食品ロスを削減するためには市民一人ひとりの取り組みが必要です。食品ロス削減のための取り組みにぜひご協力をお願いします。

買い物のとき

 

  • 事前に冷蔵庫の中身を確認して在庫を確認しましょう。
    ※特に野菜や生ものなどの傷みやすい食材をチェックしましょう。
  • セール品でも、家庭で使いきれない量は購入しないようにしましょう。
    ※家庭で使用する量をあらかじめ把握しておきましょう。
  • 保存の仕方もひと工夫しましょう。
    ※まとめ買いをしたときは、1回に使う量に小分けする冷凍保存方法も活用しましょう。

料理するとき

  • 残っている食材から使いましょう。
    ※献立を考える際は、残っているものを優先的に材料に加えましょう。
  • 食材の使い切り、料理の食べきりをしましょう。
    ※野菜の皮を過剰に除去せず、料理は適量分を作りましょう。

在庫管理のとき

  • 「賞味期限」と「消費期限」を正しく理解しましょう。
    ※賞味期限を過ぎても、すぐに食べられないということではありませんので、期限の違いに注意しましょう。

「賞味期限」と「消費期限」の違い

食品ロスを発生させる要因の一つとして、消費者の過度な鮮度志向があるともいわれております。
加工食品には、「賞味期限」か「消費期限」が表示されています。
賞味期限や消費期限は、表示されている保存の方法で保存した場合の開封前の期限です。一度開封したら、期限にかかわらず早めに食べましょう。

「賞味期限」と「消費期限」の違い
  賞味期限 消費期限
意味 「おいしく食べられる期限」であり、それを越えてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
品質の劣化が比較的遅い食品に表示されています。
「食べても安全な期限」であり、それを越えたものは食べないほうが安全です。
品質の劣化が早い食品に表示されています。
表示 3か月を超えるものは、年月で表示
3か月以内のものは年月日で表示
年月日で表示
対象品 スナック菓子・カップめん・缶詰・レトルト食品・卵・ハム・ソーセージなど 弁当・サンドイッチ・生めん・総菜・ケーキなど

「消費期限」と「賞味期限」のイメージ図

食品ロス削減に向けたチラシ

外食、宴会・パーティーでできる食品ロス削減の取り組み

外食のとき

  • 小盛メニューがあれば利用しましょう。
  • 大皿料理は人数に合わせて、こまめに取り分けましょう。
  • 持ち帰りが可能なお店では、進んでサービスを利用しましょう。

宴会・パーティーのとき

  • 適量の注文をしましょう
  • 食べきりタイムの実践をしましょう。
    ※開演後15分間、お開き前15分間は料理を楽しむ時間にしましょう。

飲食店、小売店の皆様への食品ロス削減の取り組みのお願い

飲食店、小売店の皆様の取り組みで大幅に食品ロスを減らすことができます。食品ロス削減のご協力をお願いします。

飲食店でできる食品ロス削減の取り組み例

  • ハーフサイズや小盛などの食べ残しが出ない工夫をしたメニューの設定
  • 食べ残しが減るような意識啓発の店内表示、お客様への呼びかけなど

小売店でできる食品ロス削減の取り組み例

  • 「食材使い切りレシピ」や「残りものアレンジレシピ」などの紹介
  • 生鮮食品の閉店間際時間での割引販売
  • バラ売り、量り売りの実施など


上記のような食品ロスや食品廃棄物を減らす取り組みをしている飲食店、小売店の方は彩の国エコぐるめ事業にご登録をお願いします。
登録されたお店には、埼玉県から登録証(ステッカー)が贈呈され、ホームページで紹介されます。
詳しくは、彩の国エコぐるめ事業へ

越谷市の食品ロス削減に関する取り組み

「フードドライブ」を実施しています

食品ロスの削減や未利用食品の有効利用を目的として、「フードドライブ」を実施しています。
ご家庭で余っている食品がございましたら、ぜひ「フードドライブ」へのご協力をお願いします。

「フードドライブ」の概要についてご覧いただけます。

「全国おいしい食べきりネットワーク協議会」に参加しています

全国おいしい食べきりネットワーク協議会とは、「おいしい食べ物を適量で残さず食べる運動」の趣旨に賛同する自治体により、広く全国で食べきり運動等を推進し、3Rを推進すると共に、食品ロスを削減することを目的として設立された自治体間のネットワークです。

埼玉県の食品ロス削減に関する取り組み情報

埼玉県が3つの取組で食品ロスを減らす作戦です。

食品ロスや食品廃棄物を減らす取り組みをしているお店を認定し、ホームページに掲載しています。

食品廃棄物や食品ロスの削減に関する情報(外部リンク)

このページに関するお問い合わせ

環境経済部 資源循環推進課(第三庁舎4階)
電話:048-963-9181
ファクス:048-963-9175

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