更新日:2024年2月1日
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ストップ!野生動物への無自覚な餌付け
野生動物による被害が急増!
近年越谷市では野生動物による作物や家屋の被害が増加しています。
特にアライグマやハクビシンの数は急激に増加しており、捕獲数が急増しています。
※特にアライグマが急増しています。
アライグマ・ハクビシンについては箱わなの貸し出しや捕獲の許可申請の受付を行っています。
アライグマやハクビシンによる被害にお困りの方へ(有害鳥獣捕獲許可)
箱わなの貸し出しや捕獲についてはこちらをご覧ください。
また、カラス・ムクドリ・ハトなどによる糞害や鳴き声の騒音なども市民生活に影響を与えています。
特にたくさんのカラスがとまった電線の下の糞害や鳴き声の騒音、ごみを荒らす行為などは大きな影響を与えています。
市でも追い払いの対策を行っていますが、市の対策だけでは追いつきません。
一面カラスの糞だらけの道
カラスに荒らされたごみ
アライグマはかわいい動物ではないの?
アライグマはアニメにもなりかわいいキャラクターなどが有名ですが、実際には凶暴で人に懐くような動物ではありません。爪も牙もとても鋭く、気性も荒いのです。
もともとは北米からペットとして輸入されましたが、飼いきれず捨てられ野生化したアライグマが繁殖し増えてしまっていると言われています。
器用な手を使ってせっかく実った作物を食べてしまったり、屋根裏に住み着いて断熱材などを剥がして巣を作ったりします。屋根裏に住み着くと糞尿などで天井が腐ってしまうこともあります。
2005年には特定外来生物に指定され、原則として輸入、飼育、運搬、野外に放つことは禁じられています。
また、ハクビシンも外来生物でアライグマ同様に作物や家屋への被害が多く報告されています。
市内で捕獲されたアライグマ
屋根裏で見つかったハクビシン
餌断ちして効果はあるの?
例えばカラスは4日ほど餌を食べることができないと大体の個体は死んでしまうといわれています。
また、アライグマなども餓死してしまったり、春の繁殖期に出産する子どもの数が少なくなると言われています。
取組の例
- 木に実った果物等は全てとる
- 売り物にならない、食べられない作物も屋外に放置しない
- 生ごみを新聞紙やチラシなどで二重に包んでから捨てる
- ネットからごみがはみ出さないように包み込むようにして捨てるなど
果物は全てとる
ごみがはみ出さないように包み込むようにして捨てる
野生動物への無自覚な餌付けストップ!キャンペーン
環境政策課では、餌の乏しい冬場にキャンペーンを行っています。
詳しくはこちらをご覧ください。
野生動物への無自覚な餌付けストップ!キャンペーンチラシ(PDF:732KB)
日々の積み重ねが重要になります。
追い払っても根本的な解決にはなりません。
みんなで力を合わせて被害を防ぎましょう。
かわいいから野生動物に餌をあげたい
野生動物は自然環境の中で自ら食糧を確保し生活を営んでいます。
しかし、人間が餌をあげることでその個体は自らで餌を取ることをやめてしまったり、お腹を壊してしまったりする場合もあります。特定の動物が増殖し、生態系のバランスを崩す恐れもあります。
また、近隣の方から苦情が寄せられるケースも増えています。
動物たちのためにも、餌やりは行わないようにお願いします。
こちらもご覧ください。
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環境経済部 環境政策課(第三庁舎4階)
電話:048-963-9183
ファクス:048-963-9175