災害対策基本法において、災害種別ごとに避難者が切迫した災害の危険から逃れるための「指定緊急避難場所」と、災害が発生した後に避難者が一定期間滞在し、その生活環境を確保するための「指定避難所」を明確に区分し、指定することが規定されました。
　そこで、本市におけるこれまでの「避難場所」及び「避難所」の基準要件は保持しつつ、下記のとおり「指定緊急避難場所」及び「指定避難所」を指定しました。

　災害が発生し、又は発生するおそれがある場合において、その危険から逃れるための施設又は場所です。
　想定される災害種別ごとに定める必要があり、本市では地震、洪水、大規模な火事の災害種別ごとに指定しています。

　災害が発生した場合において、被災した住民が一時的に滞在し生活するための施設です。

どこに避難するか

　本市では、地域や住所ごとに避難すべき避難場所の指定はしていません。
　そのため、日頃からお住いの近くの避難場所や避難経路を確認しておきましょう。
　災害発生時は、今いる場所から最寄りの避難場所や避難所の位置を確認のうえ、周囲の状況や道路事情等を考慮し、適切な避難先に向けて避難行動を開始してください。
　なお、避難所の開設は、施設の被害状況等を考慮して検討いたしますので、全ての避難所が必ずしも開設されるわけではありません。
　避難所を開設した場合は、防災行政無線の放送、越谷市ホームページへの掲載、スマートフォンアプリ「防災こしがや」や越谷cityメール・X（旧Twitter）等のSNS、市広報車による案内など、様々な情報伝達手段により周知を行います。

ペットとの同行避難について

　本市では、指定避難所全てでペットとの同行避難^※の受け入れを行っています。
※同行避難とは、避難所等の安全な場所にペットとともに避難することであり、避難所内の屋外空きスペースなどを利用してペットを飼育することとしています。
　なお、避難所でペットと飼い主が同じスペースで生活できる同伴避難は、盲導犬などの補助犬を除き、原則禁止としています。
　ペットのための災害対策については、こちらをご確認ください。

　指定緊急避難場所及び指定避難所の場所については、下記リンクの「越谷市総合防災ガイドブック」、「こしがや住まいるマップ」をご覧ください。

　越谷市の災害リスクと災害への備えに関する情報などがまとまっています。（避難場所・避難所については59〜64ページをご確認ください）

　行政情報や地域情報を提供する地図システムです。
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