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越谷市 Koshigaya City

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更新日:2022年1月5日

ページ番号は8036です。

ペットのための災害対策について

 自然災害は、いつ発生するか分かりません。
 そして、大規模な災害発生時にペットを守れるのは、飼い主の皆さんだけです。
 大切な家族の一員であるペットと一緒に災害を乗り越えることが出来るように、日頃から備えをしておきましょう。

まずはお住まいの災害対策を

 繰り返しになりますが、大規模な災害発生時にペットを守れるのは飼い主の皆さんだけです。
 まずは、ご自身の身の安全が確保できるように、家具の固定や転倒防止対策を行うなど、住まいを災害に強くしておきましょう。

 その上で...

  • ペットの飼育ゲージ(水槽)などの固定、転倒防止
  • 屋外飼育の場合は、飼育場所をブロック塀やガラス窓の近くから離す
  • 非常時のペットの避難場所(隠れ場所)の確保

 などの対策が出来ているか、確認しておきましょう。

※ 自宅での安全が確保されているのであれば、在宅避難も選択肢の一つとなります。
 

しつけと健康管理

しつけ

 避難先でのトラブルを避けるために、日頃から最低限の『しつけ』をしておきましょう。

 犬の場合は...

  • 不必要に他人や他の動物に吠えない
  • ケージに入ることを嫌がらない
  • 「マテ」「オイデ」などの基本的な指示に従う

 猫の場合は...

  • 人や他の動物を怖がらない
  • ケージやキャリーバックに入ることを嫌がらない
  • 猫用トイレでの排泄

 などが出来るようにしておくと、周りの人だけでなくペット自身のストレスを少なくすることにつながります。

健康管理

 避難先では、慣れない環境により、人だけでなくペットにも大きなストレスがかかります。
 また、様々な動物たちとの生活を余儀なくされる場合があることから、感染症にかかる危険性が高まります。
 普段から、次のことを心掛け、健康管理をしておくようにしましょう。

  • シャンプーやブラッシングにより、ペットの体を清潔に保つ
  • ワクチン接種や寄生虫の駆除・予防を行う
  • 犬の場合、毎年1回の狂犬病予防注射を欠かさず受けさせる

所有者の明示

 災害時には、普段大人しいペットであっても驚いて家を飛び出してしまったり、首輪やリードが外れて逃げ出してしまう場合があります。
 離れ離れになってしまったペットが保護されたとき、すぐに飼い主さんが分かるように普段から身元を示すものをつけておきましょう。

 犬の場合は...

  • 首輪または胴輪に鑑札、注射済票とともに、連絡先を書いた迷子札を装着する
  • 首輪や胴輪が外れてしまったときのために、マイクロチップも装着しておく

 猫の場合は...

  • 首輪または胴輪に、連絡先を書いた迷子札を装着する
  • 首輪や胴輪が外れてしまったときのために、マイクロチップも装着しておく

※ 猫の首輪は、どこかに引っかかってしまったときに首がしまってしまわないように、力が加わると外れるタイプのものを利用することをオススメします。

 その他の場合は...

  • 足環やマイクロチップを装着するなど、その動物種に応じた方法で所有者明示を行う

避難用品や備蓄品の確保

 ペットのための避難用品は、基本的に飼い主の皆さんで準備しておく必要があります。
 災害発生時に救援物資が届くまでには時間がかかるため、備蓄品は少なくとも5日分は用意しておくようにしましょう。

  • ペットフードと水
  • 療法食やお薬(必要な場合)
  • 食器
  • キャリーバックやケージ
  • 予備の首輪とリード
  • その他、ペットシーツやトイレ用品、洗濯ネット(猫の場合)、タオル、新聞紙、ガムテープなどがあると便利です。

 これらの備蓄品に加えて、ペットの写真やワクチンの接種状況、既往歴、かかりつけの動物病院などの情報を記録した手帳のようなものを用意しておくと、避難先でいざというときに役立ちます。

ペットの防災手帳(表紙・裏表紙)

地域情報の収集

 「災害が発生したときに、飼っているペットをどのように守るか。」について、あらかじめ考えておき、具体的な場所・連絡先・所要時間などを確認しておくようにしましょう。

  • 在宅避難をする場合、ペットの避難場所・方法をいくつか設定しておき、実際にその場所にペットを避難させられるか避難訓練をしておくようにしましょう。
  • ペットホテルや友人・親戚にペットを預かってもらう場合、どのようにペットを運ぶか、どのくらいの費用が掛かるかなどを確認し、可能であれば一度実際に預かってもらい、問題が起きないか確認しておきましょう。また、災害の規模によっては予定していた相手も被災していることが考えられるため、候補は複数用意しておくと良いでしょう。
  • 避難所へ同行避難する場合、避難する指定避難所を確認し、そこまでの徒歩での経路を複数考えておきましょう。可能であれば実際に一度ペットと一緒にその経路を通って、倒壊の危険のある場所や通行できない場合の迂回路を確認しておくと良いでしょう。また、地域の集まりや避難訓練などの際に、ペットを飼育している地域住民の方々と動物を連れて避難する方法などを話し合っておくようにしましょう。

※同行避難とは、避難所までの避難行動(行為)のことをいいます。避難所で、ペットと人が同じスペースで過ごす「同伴避難」については、開設される避難所の実情や災害の種類・規模によってできる場合と、できない場合があります。

越谷市の指定避難所について

 越谷市の「指定緊急避難場所」及び「指定避難所」の場所や、発災時の開設の有無についての確認方法については、こちらのページをご確認ください。

災害時における愛護動物救護に係る応援協定

 越谷市では、災害時における愛護動物救護体制の充実を図るため、関係機関や民間事業者と「災害時における応援協定」を締結しています。

災害時における愛護動物救護に係る応援協定締結先
締結日 名称
平成24年(2012年)2月21日 越谷市獣医師会
令和2年(2020年)8月5日 埼玉県動物薬品器材協会
令和2年(2020年)11月19日 イオンペット株式会社
令和3年(2021年)6月1日 株式会社西武ペットケア

このページに関するお問い合わせ

保健医療部 生活衛生課 総務・動物担当(東越谷十丁目31番地(保健所内))
電話:048-973-7532
ファクス:048-973-7536

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