更新日:2020年9月16日
ページ番号は7253です。
9月24日から30日は「結核予防週間」です
いまも1日平均28人が結核と診断されています
- 咳・たん、微熱、倦怠感(体のだるさ)が2週間以上続いていませんか?
- いつもの風邪と決めつけてしまわずに早めに医療機関を受診して、いつもと違うところを医師に伝えましょう。
結核は昔の病気ではありません。~結核検診を受けましょう~
- 結核は、今でも年間10,000人以上の新しい患者が発生し、1,600人以上が命を落としている日本の主要な感染症です。
- 結核を発症しても、早期に発見できれば、本人の重症化を防げるだけではなく、大切な家族や友人等への感染拡大を防ぐことができます。
- 早期発見のためには、早めに医療機関を受診すること、定期的な結核検診の受診が必要です。
結核はどうやって感染するの?
結核は、結核菌によって肺などに炎症を起こす病気です。
咳やくしゃみのしぶきの中に含まれる結核菌を吸い込むことで感染(=「空気感染」)します。
感染しても、全員が発病するわけではありません。一般的には感染した10人のうち、結核を発病するのは1人か2人と言われています。
また、結核はインフルエンザなどとは違って慢性の感染症なので、発病をするのは、感染があってから数カ月〜数十年以上たってからです。
結核の治療
もし結核と診断されても、薬を6〜9か月間毎日きちんと飲めば治ります(標準治療)。
しかし、症状がよくなったからといって、治療の途中で中断してしまうと、薬が効かなくなってしまいます(耐性菌)。耐性菌になってしまうと、治療が更に長期になるだけでなく、治りにくくなることがあります。主治医から内服中止の指示があるまではしっかり飲み続けましょう。
また、結核の治療をされる方には、治療費の一部を助成する公費負担制度があります。
保健所の役割
保健所では、結核に関する相談や、患者さんへの服薬支援(=DOTS(ドッツ))等を行っています。心配なことがありましたら、保健所までご相談ください。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
保健医療部 保健所 感染症保健対策課(東越谷十丁目31番地(保健所内))
電話:048-973-7531
ファクス:048-973-7534