フレイルとは　

　フレイルとは、年をとって体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態を指します。暮らしの中で身体を動かす機会が減少したり、低栄養状態が続くことでフレイルのリスクが高まります。

　フレイルの兆候に早く気付き、日常生活を見直すことで、進行を遅らせたり健康な状態を取り戻すことができます。自身の状態を確認し、フレイルを予防しましょう。

　□　　1年で体重が4〜5kg減った
　□　　疲れやすくなった
　□　　筋力（握力）が低下した
　□　　歩くのが遅くなった
　□　　身体の活動量が減った

⇒3つ以上当てはまる方は「フレイル」の可能性が高いと判断されます。
心配な方は、最寄りの地域包括支援センターへご相談ください。

　加齢に伴い、筋力は低下していきますが、積極的に体を動かすことで筋力を維持・向上できることが分かっています。日ごろから体を動かしてフレイルを予防しましょう。

　高齢期には、「たんぱく質」と「エネルギー」が不足し、低栄養状態からやせやフレイルにつながりやすくなります。主食とたんぱく質を含む主菜をしっかりとり、バランスの良い食事を心がけましょう。また、口の健康を保つ「口腔ケア」も大切です。

　外出の機会が減ると、心身の機能が低下してフレイルに陥りやすくなります。買い物や散歩、趣味やボランティア活動などで外出する機会を増やし、社会参加の機会を増やしましょう。

　越谷市リハビリテーション連絡協議会の協力のもと、自宅で簡単に取り組める介護予防体操を考案しました。自宅でも気軽にできる簡単な体操ですので、ぜひご活用ください。
　体操の動画はYou　Tubeの越谷市公式チャンネルでご覧になれます。動画をご覧になれない方には、体操を紹介したリーフレットを地域包括ケア課、地域包括支援センターなどで配布しています。

フレイル予防の3つのポイントを専門職から学び、継続した取り組みを目指す教室です。