ページ番号は5110です。
市では、男女が性別に関わりなく、個性と能力を十分に発揮することができる「男女共同参画社会」の実現をめざし、平成17年7月に「越谷市男女共同参画推進条例(以下、推進条例)」を定め、市民・事業者の皆様と協働してさまざまな施策の推進に取り組んでいます。
推進条例に基づき令和3年3月に策定した「第4次男女共同参画基本計画」における男女共同参画に関する市の取組や現状について市民の皆さんと情報共有をすることを目的に「年次報告書」を作成し、公表しています。
グラフは、令和3年度市政世論調査において、「子どもの教育・しつけにおいて大切だと思うこと」についての性別ごとで回答いただいた結果です。上位3項目には男女とも「優しさや思いやりをもたせる」「責任をもたせる」「礼儀作法を身につける」が挙がっており、順位は異なるものの、重視する項目としては性別による差はみられません。
しかし、個別項目で比較すると、男の子に「たくましさをもたせる」と答えた人の割合は女の子に対してそう思う人の約4倍、反対に女の子に「礼儀作法を身につける」と答えた人の割合は男の子にそう思う人の約1.7倍と、性別により差が出ています。
前回平成30年調査においても同様の傾向がみられましたが、「男らしく」「女らしく」という時代ではない、という認識はあるものの、やはり無意識に性別により区別してしまうことがある、という現状の現れと言えるのではないでしょうか。
越谷市が目指すのは、性別により「こうあるべき」という決めつけにより、差別をされたり、やりたいことや能力を制限されることなく、誰もが自分らしく輝ける「男女共同参画社会」。
その実現に向け、前兆的に取り組んでいる110の事業の進捗状況についてまとめたのが「年次報告書」です。
まずは興味関心のある分野からご覧になってみてください。
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