更新日:2013年7月23日
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川学!!葛西用水
葛西用水の前身は中島用水と呼ばれ、江戸時代・寛永年間(1624年から1644年)に開発された水路でした。「葛西用水」と呼ばれるようになったのは、宝永元年(1704年)の洪水により機能が低下した中島用水が、新たに享保4年(1719年)、上川俣(羽生市)の利根川に水門を増設し、幸手用水まで新たに水路を設け、幸手用水に加水し、古利根川に用水を送りました。ここに、葛西用水が成立します。
中央市民会館東側の葛西用水に水が入り、噴水が上がればいよいよ夏本番!
ライトアップされた中央市民会館東側の噴水
情報
上流地点:利根大
下流地点:瓦曽根
全長:本流約37km(逆川は約5km)
市内に架かる橋:15(上流は新方橋、下流はしらこばと橋)
こしがや夏の風物詩
4月下旬、葛西用水に水が入ると、そろそろ夏かしら…。こんな想いを胸に葛西親水緑道を中央市民会館からしらこばと橋付近まで歩いていくと、越ヶ谷高校ボート部の練習の掛け声とともに、ボートを一生懸命こぐ音が聞こえてきます。川のあるまち越谷だからこそ、目にすることのできる夏の風物詩です。
越ヶ谷高校ボート部部長
越ヶ谷高校ボート部の練習風景
【部長にインタビュー!! 】
平成18年度は、アジアジュニア選手権やインターハイ、国体などさまざまな大会で上位入賞を果たしていますが、越ヶ谷高校ボート部の強い理由(ワケ)は?
顧問の横山先生の厳しいご指導…(横山先生の目がキラリ)、いや、先生の優しくていねいなご指導と毎日欠かさない日々の筋トレのおかげだと思います!
元荒川と葛西用水での練習はどうですか?
水量の多いときの元荒川では、市外までこげるので、長い距離の練習になります。葛西用水では、中央市民会館からしらこばと橋付近までの短距離でスピードを出してこぐ練習に適しています。
今年度の目標は?
全種目で全国優勝です!!と、力強く話してくれました。皆さん、越ヶ谷高校ボート部の練習を見かけたら、ぜひ応援してくださいね。
【越ヶ谷高校艇庫】(下の写真)
よし、練習開始!葛西用水と元荒川がちょうど平行に流れる上流地点(西用水中土手)にある青い倉庫はいったい何でしょう?実は、強豪・越ヶ谷高校ボート部のボートが入っているのです。
越ヶ谷高校艇庫
川も変わりば~・・・
えっ、川の立体交差点が上下逆だった!?
今の葛西用水(逆川)は新方川に差し掛かると、新方川の下をくぐってキャンベルタウン野鳥の森の南側から出てきます(伏せ越し)。いわゆる川の立体交差点です。今は県道越谷野田線に
新方川と逆川の立体交差点
大正時代
現在
葛西用水(逆川)が新方川の下をくぐる伏せ越し
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