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9月定例会に上程された議案のうち、市長提出議案15件と請願1件が部門別の常任委員会に付託され審査を行いました。
※質疑のあった議案について主な質疑と答弁を掲載しています。
本請願は、紹介議員ならびに参考人として請願者のうち3名の出席を求め審査を行いました。質疑・討論の後、採決の結果、賛成多数により採択と決しました。
※なお、9月26日の本会議においても、賛成多数により採択と決しました。
問 来年で戦後80年を迎え、被爆国である日本のあるべき役割は。
答(参考人) 被爆者に対するさまざまな治療や対策といった経験を踏まえ、世界各国に対して知見を広める役割を果たせると考える。
問 過去2回の締約国会議に日本がオブザーバーとして参加した場合に考えられる効果は。
答(参考人) NPO法人など多くの日本の団体が会議に参加しており、平和活動を行う日本人にとって、大きな力になると考える。
発言
賛成討論
問 本条例第2条において、委員の委嘱に議会の同意を必要とした理由は。
答 「今後の越谷サンシティのあり方に関する方針」は、審議会の答申をベースに議会で審議いただくものである。この審議会の入り口である人選についても、議会で審議いただくことが望ましいと判断したものである。
問 本条例第5条第3項において、「審議会の議事は出席議員の3分の2以上の多数で決する」とした根拠は。
答 本件は重要な案件であると強く認識をしている中で、その重要性に鑑み、総合振興計画の附属機関にならったものである。
問 総合評価一般競争入札において技術評価点の採点を行った職員の人数は。また、現場で実際に使用する職員等の声の反映は。
答 総合評価審査委員6名のうち、消防職員は消防長、次長、署長の3名で、その他学識経験者が3名である。また、総合評価を行うにあたり、技術審査会を設け、消防総務課長、警防課長、指令課長、消防総務課調整幹、消防署副署長といった現場の実務に関わる職員がメンバーとなり内容の精査を行っている。
本議案は、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例に規定する額以上の財産の取得であったにもかかわらず、議会の議決を経ずに購入したことに対する追認の議案です。
問 今後の再発防止策として、事務手続きで使用するシステムの改修を実行する時期は。
答 より効果的な機能となるよう、関係各課および保守管理業者と調整を行っているところであり、予算を確保した上で、なるべく早期の実施について検討していく。
問 議会の議決に付すべき契約の金額を超えているにもかかわらず、議会に諮ることなく購入に至った事案であるが、今後の決裁や合議の改善方法は。
答 議会のスケジュールに間に合うように各担当課と契約課の決裁、財政課の合議等にて、漏れのないよう確認しながら進めていく。
問 看護師等就学資金貸与制度の利用検討者への対応は。さらに、新たな制度の内容は。
答 現行の「貸与制度」は、令和7年度分まで実施する予定である。また、新たな制度として、市内の看護師等の確保を目的に、市内に看護師等として新たに働く方に「助成金を支給」することを考えている。対象人数や支給金額については、検討を進めていきたい。
反対討論
制度変更の国の説明は、非常に不親切である。また、マイナ保険証の利用率は1割を超えたが、現行の健康保険証を残してほしいという声は大きい。現行の健康保険証の廃止を撤回すれば、住民の混乱も抑えられる。現行の健康保険証の廃止を前提とした第91号議案および第93号議案に反対する。
問 宅地造成及び特定盛土等規制法の許可を要する開発行為を行う場合に義務付けられる、公共施設等の整備について具体的な内容は。
答 開発行為で崖が生じる場合については、崩落防止のために擁壁等を設置するなどの、安全対策上必要な措置を講じることが盛土規制法において義務付けられたため、必要に応じて開発者に対し、当該擁壁等の設置などについて協議要請を行うこととなる。
本議案は、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例に規定する額以上の財産の取得であったにもかかわらず、議会の議決を経ずに購入したことに対する追認の議案です。
※第99号議案および第100号議案の一括質疑
問 取得に係る契約方法は。また、本件の追認に際する今後の再発防止策は。
答 市場価格が一定であることや取次書店も特定されていたことから、主管課で特命随意契約として決裁をとり、契約締結した。再発防止策としては、事務マニュアルの見直しや職員への注意喚起、財務会計システムの改修等を行う。
問 本事案が発生した原因や検査の状況は。また、工事の安全性確保のための取り組みは。
答 鉄骨柱を取り付ける高さの設定にあたり、複数人でのチェックが行われず、施工段階の検査も不十分であった。工期延長期間は無理な設定ではないと認識しているが、過度な労働とならないよう作業員を増員し、作業量・作業時間を管理することを指示している。
9月定例会に上程された議案のうち、市長提出議案18件が予算決算常任委員会に付託され、各分科会に送付し審査を行いました。
※質疑のあった議案について主な質疑と答弁を掲載しています。
問 歳計現金預金利子が令和4年度と比較して大幅な増額に至った理由は。
答 運用した元金について、定期預金の利率が上昇したことが挙げられる。これまで、歳計現金の運用については、年度内の資金需要に合わせ、1年未満の短期の定期預金で運用してきた。しかし、各金融機関では、預入期間が長ければ、本市にとって有利な金利を提示してくることが多く、令和4年度の途中から運用方法を見直し、可能な限り長期間での運用を始めている。
問 決算剰余金の地方財政法第7条の規定に基づく取り扱いは。
答 決算剰余金については、例年9月補正予算において、2分の1を下らない額を財政調整基金に積み立てる運用としている。令和5年度においては、令和4年度からの繰越金が約98億3000万円あり、9月補正予算で66億円の積み立てを行い、この法令を遵守している。
問 令和5年度における公共施設等総合管理計画第1次アクションプランの取組状況は。
答 大袋地区センターの建て替えに向けた設計をはじめ、大沢第一保育所、中央保育所の建て替えとして、(仮称)緑の森公園保育所の整備に取り組んだほか、第1、第2体育館を集約化し、建て替えを行うため、新たに地域スポーツセンターを整備するなど、それぞれ進捗を図った。
問 (仮称)桜井分署の進捗状況は。また、(仮称)桜井分署へ移転した後の間久里分署跡地利活用の検討状況は。
答 令和5年度は用地取得、造成工事および基本設計を行った。令和6年度は実施設計を行っており、令和7年度以降に建設工事に着手、令和8年度中の竣工を目指している。また、間久里分署跡地の利活用については、現段階では決定していない。しかるべき時期が来た際に利活用について検討していきたい。
問 犯罪を抑制するための街頭防犯カメラの今後の取り組みに対する考え方は。
答 令和3年度市政世論調査で、効果的な防犯対策の項目に回答した方のうち75%の方が、「防犯カメラの設置」を挙げ、令和5年度の調査では、住宅街への設置について肯定的な意見が多かった。今後の設置の考え方については、これらの意見を参考にするとともに、街頭防犯カメラ運用検討委員会等と調整し、増設について検討を進めていきたい。
街頭防犯カメラ
問 越谷きらきらポイントを他の電子マネーサービスと連携させる考えは。
答 当事業では、健康づくりを行った場合や、ボランティアへの参加時などにポイントが付与され、貯まったポイントはペイペイポイントに交換することができる。当事業は、高齢者の介護予防効果を検証するため、民間事業者と共同研究で行っているものであるため、他の電子マネーとの連携については、成果を踏まえ、今後の在り方と併せて検討したい。
問 介護認定審査会における審査状況、審査会の簡素化や経費削減に向けた検討状況は。
答 令和5年度は16の合議体で審査を行い、約1万5000件の申請を受理した。申請件数の増加を受け、国では一定の条件を満たした者について、審査の簡素化を認めており、本市でも導入に向け検討を進めている。また、認定審査会では、審査資料等の送付のため、多くの通信運搬費がかかっている。先進自治体では、オンライン化等により、経費削減などに努めているところもあることから、調査検討し審査の効率化に努めていきたい。
問 認知症徘徊高齢者家族支援サービス事業の効果と支援が必要な方への周知は。
答 当事業では、高齢者が行方不明になった際、ご家族等がスマートフォン等で行方不明者の位置情報を検索することができる。なお、令和5年度の検索件数は約1900件であった。一方、当事業を利用していない高齢者などが行方不明となった場合は、防災行政用無線等を活用し、警察への連絡を呼びかけている。無事に発見された後は、当事業を案内するなどして、高齢者およびご家族等が安心して暮らせるよう支援を行っている。
問 住宅・店舗改修促進補助金の効果は。
答 第一期募集では206件の応募があり、抽選により123件を交付決定した。市民ニーズが高く、経済効果も期待できることから、補助金額を600万円増額し、第二期募集を11月上旬より受付開始する予定である。
問 草刈委託料の追加について、例年以上に繁茂する草への対処の状況は。
答 草刈委託料は、整備前の街路用地等の草刈りを行うためのものであるが、その年により草の成長度合いが変わることなどから、今回追加を行った。道路上の草刈りは委託業者により行っているが、市民の通報、パトロールで発見した草の繁茂については、速やかに現地確認を行い、対応している。
問 ごみ分別アプリ導入による効果は。
答 当該アプリについてアンケート調査を実施したところ、便利と感じた機能として、「ごみ収集日を指定した時刻に通知する機能」、「ごみの分別方法を調べることができる機能」などが挙げられており、アプリの導入目的が、ごみの出し忘れや分別方法の不明点などを解消することなどであったことから、一定の効果があったと考えている。
ごみ分別アプリ
問 冠水センサーが稼働した実績は。また、冠水による通行止め情報の周知方法は。
答 令和6年8月末の台風10号による大雨で3か所のセンサーが稼働し、現地確認などの対応を行った。また、センサー感知により通行止めの対応をした場合、市ホームページのトップ画面に掲載するほか、シティメールやライン、防災アプリ等でも通知している。
問 ふれあい公園の維持管理に対する考え方と、今後の見通しは。
答 土地所有者の相続などによる土地の返還要望には、土地所有者の意向を尊重して対応しているが、ふれあい公園が減少傾向にあることから、ふれあい公園の在り方について検討を行っていきたい。
問 こどもの居場所支援団体育成事業補助金の支援先は。また、他市の取り組み状況は。
答 こどもの第3の居場所と市をつなぐ中間支援団体である「越谷こどもサポートネットワーク」への支援を想定している。また、現段階では越谷市のみの先駆的な取り組みである。
問 保育施設および障害児通所支援事業所に対する送迎用バスの安全装置改修等の支援は。また、安全装置設置以外の安全対策は。
答 国の全額負担により安全装置の改修等に係る費用を補助した。安全装置の設置と併せて、子どもの安全確保を図るための計画策定を義務付けていることから、運営全体への指導を通して、安全を担保していきたい。
問 文化財基礎調査の事業計画と越ヶ谷秋まつりの文化財指定に向けた調査の展開は。
答 「越ヶ谷秋まつりの文化財指定に向けた調査」等を計画的に実施しているほか、市民等からの問い合わせや歴史の節目にあたっての調査を実施している。越ヶ谷秋まつりに係る調査の展開は、今年度、関係者への聞き取り調査等を実施、令和7年度に補足調査と報告書の取りまとめ、令和8年度以降に越谷市文化財調査委員会での審議を予定している。
越ヶ谷秋まつり
問 教職員のメンタルヘルスの取り組み内容や学校への働きかけは。
答 年2回のストレスチェックやメンタルヘルスガイドブックの配布、時間外労働が80時間を超えた教職員の産業医面談等を行っている。また、校長会や教育長訪問、指導主事による学校訪問、初任者サポート訪問において、現状把握の取り組みも行っている。
全体会において、以下のとおり討論がありました。
令和6年度越谷市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について…反対討論1件
令和5年度越谷市一般会計歳入歳出決算認定について…反対討論1件
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