
更新日:2025年10月31日 ページ番号110737です。
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※第5次総合振興計画後期基本計画調査特別委員会の録画映像はこちら
本市議会では、令和7年3月定例会において、第5次総合振興計画後期基本計画調査特別委員会を設置し、同計画について、調査・研究に取り組んでいます。
  ※質疑のあった事項について主な質疑と答弁を掲載しています。
令和7年7月23日から25日までの3日間にわたり開催された第5次総合振興計画後期基本計画調査特別委員会では、後期基本計画の素案について、執行部より説明を聴取の後、質疑を行いました。
問 推進ビジョンの構成を変更した理由は。また、追加された推進ビジョンについて、市民懇談会で集約した意見の反映方法は。
答 分野別計画と内容が重複しないよう、各視点における具体的な取り組みは省略し、推進ビジョンの視点という意味合いを分かりやすくするため、第3章分野別計画の冒頭に配置した。昨年度の市民参加の取り組みにおけるさまざまなご意見を踏まえ、「危機管理」、「デジタル化」については継承し、新たに「地域脱炭素」、「インクルージョン」の視点を導き出した。
問 財政計画において、国の動向などが不透明な現状の捉え方は。また、後期基本計画の5年間における柔軟な財政運営の考えは。
答 財政計画は、策定時点の法令や経済指標などの条件を用いて作成しているが、制度改正などは地方の歳入等へ大きな影響を与える。これから年度末にかけて、さまざまな国の動きが見込まれるが、できる限り反映させ、計画期間中の変化にも柔軟に対応していきたい。また、計画期間中の特殊要因に対しては、国の財源措置や市の財政状況などを考慮し、優先順位をつけて対応していきたい。
問 平和事業の具体的な取り組み状況および今後の展望は。
答 平和都市宣言以降、平和展・平和講演会等は令和6年度までに17回開催した。来場者は平和への関心を持つ高齢層が多く、若年層の参加を促すための取り組みを行っている。今年度は戦後80年を迎えることもあり、平和展はこれまでの内容を総合的にまとめた展示を行い、平和講演会は著名人の講演のほか、平和の語り部ボランティアや過去に広島平和記念式典に参加した当時中学生の方によるパネルディスカッションを予定している。
問 市立病院のあり方についての検討状況は。また、経営改善に向けた考え方は。
答 令和6年度に関係部課長による内部協議を行い、病院の現状や地域医療圏における役割についての情報共有、建て替えや経営形態に関するパターンの抽出等を行った。こうした中で、有識者を含めた検討会の設置等を模索していたが、コロナ禍以降の経営状況の悪化や令和6年度決算で見込まれる多額の純損失の影響から、建て替えに必要な資金確保のめどが立たない状況である。診療単価や病床稼働率、救急受け入れなどの面で改善の余地があると考えており、まずは3カ年での収支均衡に取り組んでいきたい。
問 (仮称)越谷市MaaSの特性、草加市のコミュニティバスの柿木地区からレイクタウンへのバス乗り入れに係る検討状況、東埼玉道路へのBRT導入を誘致する考えは。
答 高齢者を対象とした運賃補助と併せ、複数の移動手段による最適な経路を検索できるウェブアプリケーションサービスの構築を進めている。コミュニティバスの乗り入れについては、草加市と意見交換を重ね、課題を整理しながら検討を進めていく。BRTについては、近隣自治体と連携し、地域の道路交通などの調査を行っている。レイクタウンの渋滞緩和につながる可能性も考慮し、BRT導入に向けた検討を進めていく。
問 急増する救急需要への対策は。また、救急隊の増員についての考えは。
答 増加する救急需要に対しては、救急台数を5年間で1台増やすほか、救急隊のスキルアップ、他の消防職員の救急救命士資格取得などの取り組みを行う。救急車の増車については、1台につき9人の増員が必要になることや、救急車も1台当たり4000万円と高額であり、人件費が恒常的に発生することから、まずは消防力の整備指針で示される救急台数10台を満たし、今後は救急需要を見定めたうえで検討を進めていきたい。
問 ふるさと納税返礼品の登録数に係る目標値設定の考え方と達成に向けた取り組みは。
答 目標値820件は、県内における寄付額3億円以上の自治体の返礼品登録数の平均値を参考に設定している。返礼品数は、令和7年3月末時点で481件であり、目標達成には年間約50件から60件の増加が必要となる。専門業者への委託や商工会議所との連携、職員が直接事業者を訪問するなどの取り組みを継続し、拡充を図っていく。
問 「不登校発生率」の指標を変更した理由および今後の考え方は。また、スペシャルサポートルームや教育支援教室の検討は。
答 全国的に不登校発生率が増加傾向で、学校内外の機関等で専門的な相談指導を受けていない状況から、本市でも学校内外の機関等との連携を進めていくため、不登校児童生徒への支援に係る指標に修正した。現在、小学校へスペシャルサポートルームの順次設置を進めており、教育支援教室「おあしす」については、昨年度科学技術体験センターミラクルに西教室を設置した。成果や課題を踏まえて今後も進めていきたい。
委員の辞任等に伴い、次の方を選出しました。
山田 大助
小口 高寛
令和7年8月25日付で、日本共産党越谷市議団の代表者が工藤秀次議員に変更になりました。
令和7年12月定例会は、12月1日(月曜)から12月18日(木曜)までの18日間にわたって開催する予定です。
  詳しくは、市議会ホームページまたは議会事務局までお問い合わせください。(電話 048-963-9261)
令和8年2月1日号のこしがや市議会だよりの表紙写真を募集します。
募集内容
  越谷市に関連する行事、風景、人物、その他季節に合うもの
応募規定
  1人1回につき2枚まで。おおむね3年以内に撮影したもの。(ただし、景観に変化がなければ制限はありません)
応募資格
  越谷市在住、在勤または在学の方
応募期間
  令和8年(2026年)1月9日(金曜)まで
本定例会では、71人の傍聴者がありました。いただいた感想から一部要約して紹介し ます。
議会報“ハーモニー”を手にとっていただきありがとうございます。
   今夏も猛暑日の日数記録が更新され、8月16日には本市に局地的短時間豪雨が発生しました。
   気候変動を身近に感じます。
   市政はみなさんの近くにある政治です。議会報を読んで関心を持っていただけたらうれしいです。ご意見などもぜひ
   お寄せください。
広報・図書室協議会委員
   大野 恭子
          議会事務局 議事課(本庁舎7階) 
    
          
電話:048-963-9261
              
ファクス:048-966-6006
        
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