
更新日:2025年10月31日 ページ番号110738です。
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9月定例会では21人の議員が市政全般について質問を行いました。
   ※一般質問は、議案に関係なく、市の行政事務について市長および執行機関に質問することで、越谷市議会では1人1時間を目途に行われます。
問 ペットボトルキャップの分別回収を市全体で取り組み、プラスチック資源循環の推進とCO2排出量の削減を図っては。
市長 市役所などの公共施設に回収ボックスを設置するとともに、市民への効果的な周知方法についても検討を進めていく。
教育長 ペットボトルキャップの回収を含めた環境教育の取り組みについて校長会や環境教育研修会等で周知し、各学校における環境教育を推進していく。

他市で設置されているペットボトルキャップ回収ボックス
問 小学校2年生になると、学童保育室の継続を希望していても、母親の就労状況により利用を中断せざるを得ない児童がいる。待機児童の現状、待機児童解消に向けた今後の計画は。
    市長 学童保育室は施設整備が追いつかず、昨年度当初の待機児童は395人だった。今年度は208人に減らすことができ今年度中も校舎内の転用可能教室等を活用するなど増設し、定員拡大を図っていく。
問 所信表明事項の進捗と評価は。
    市長 市長就任以来、政策の三本柱の実現に向け全力で取り組んできた。長期的目標として掲げた項目を除く全28項目のうち27項目、96.4%の施策について、実施完了、あるいは、現在実施しているところであり、コロナ禍や物価高騰など、社会経済情勢が大きく変化する中でも、本市のまちづくりを着実に推進することができたと考えている。
問 電子回覧板や災害時の安否確認などの情報共有ツールとして自治会のデジタル化についての考えは。
市長  自治会活動のデジタル化を推進していく事は、情報伝達の迅速化、役員の業務負担軽減、新たな地域住民の交流促進などにつながることが期待できる。本市としてはデジタル化に取り組む自治会に対し支援するとともに他自治体の事例を参考に助成金の創設等、調査・研究していく。
問 市長と教育長との会議の開催について
市長 10月に行う総合教育会議において、暑さ対策についても教育長、教育委員と協議する。会議の前に、通学の様子を見に行くことについては総合的に検討する。
教育長 学務課および学校教育部内において随時登下校時における子どもたちへの熱中症対策について打ち合わせをしている。事前に通学の様子を見に行くことについては前向きに検討していきたい。
問 小学生の保護者に対し「小学校始業前の児童の居場所が必要か否か」のアンケート調査を実施することについて
    教育長 開門は各学校長の判断の下に行われている。通常の開門時間の前に校庭や体育館を開放することは可能であるが、児童を学校に受け入れる体制、児童の安全をどのように見守るかなどが課題である。「アンケート調査の実施」については、市長部局と連携し、引き続き調査研究していく。
問 災害対策基本法の改正を踏まえ、今後どのように対応するのか。
    市長 改正法で福祉サービスの提供や防災DXの推進が明確に位置づけられたことを受け、避難所での支援に加え、自宅や車中で避難されている方々への支援や、被災者の生活再建に欠かせないり災証明書の迅速な発行を含め、切れ目のない被災者支援を実施するための被災者支援システムの活用などを地域防災計画に盛り込んでいく。
問 今年の7月に老朽化した学校給食センターで事故が起こり、約1万1000食が提供停止となった。今後、自校式や親子式を取り入れる考えは。また、民間委託している自治体もあるが、本市の考えは。
    教育長 3つの学校給食センターは築30年を経過し、老朽化が進んでいる。本市の学校給食施設整備基本構想の中で、さまざまな角度から検証・整理を行っていく。民間委託は、現在のところ考えていない。
問 大阪道頓堀のビル火災において2名の消防隊員が殉職されたが、本市における火災現場活動中の安全管理対策は。
    消防長 活動現場では、指揮を執る安全管理者が隊員の活動状況、刻々と変化する現場の状況を的確に把握しながら必要な指示や支援を迅速に行い隊員の安全確保に万全を期している。今後も隊員の安全意識向上を目的とした教育訓練の充実、火災現場での情報共有・連携強化に努める。
問 現状と今後の展開は。
    市長 イニシャルコストに多額の整備費用を要するため、市の財政負担を極力抑制することを前提にマーケットサウンディングを継続して実施し、民間活力による事業手法の検討を進めている。他市の事例なども参考としながら、これまでの検討によって得られた知見を土台とし、候補地の地域特性などを最大限生かすことができる手法を引き続き調査・検討していく。
問 授業に追いつけず、置き去りになりがちな児童生徒が存在する中で、教師一人が学級全体を見渡すことは容易ではない。支援員の配置および拡充に向けた考えは。
    教育長 特別支援教育支援員やスクールサポートスタッフなどの配置を進めており、今後も子どもの実態や学校の状況を把握しながら対応していきたい。
要望 授業中の子どもに寄り添うことができる支援員の配置増を要望する。
問 市内公共施設や商業施設等の授乳室、赤ちゃんの駅に搾乳を必要としている方が気兼ねなく一人でも授乳室を安心して利用できるよう、一目見て分かりやすい表示が必要と考える。「搾乳できます」マークを設置すべきでは。
    市長 市役所をはじめとした市の公共施設に設置している授乳室については、搾乳マークを表示していく。市内の商業施設等にも搾乳マーク表示の協力を呼びかける。
問 SNSによる子どもの性被害が増加している。生命(いのち)の安全教育や助産師等による性教育の実施状況と課題は。
教育長 全学年で「生命の安全教育」を実施し、発達段階に応じた学びを進めている。昨年度は市内18校で助産師等の講演を行い、命の大切さや性の知識を伝えている。謝礼は各校が予算内で支出しており、金額は一律ではない。講師の負担を考慮しつつ、学校と連携して取り組んでいく。
問 運賃補助事業の準備が進んでいることは理解したがバス路線がない空白地域や休廃止路線への対応の考えは。また、運転手確保に支援をしている先進自治体があるが市の取り組みは。
    市長 空白地域や休廃止路線への対策を行いたいとの思いはある。運賃補助の利用実績を検証し、今後の空白、不便地域を含めた改善や必要性を検討したい。運転手確保は国や他自治体の動向を見ていきたい。
問 大袋地区の方から、大袋駅開業100周年、大袋地区センターの開設を契機として、地域住民が主体となったイベントを開催し、住民同士のつながりを深め地域の愛着を育みたいとの声がある。市にも関わりを持っていただきたいが、本市の考えは。
    部長 地元の方からの記念行事開催の要望があった際には、地域のにぎわい創出に向けて、市の持つノウハウを活用できないかなどについて丁寧に対応したい。
問 蒲生、南部、南越谷、桜井の各交流館と千間台記念会館を廃止しないことについての考えは。
    市長 千間台記念会館については、施設のあり方を検討する方向性に修正し、8月の意見交換会で説明した。他の交流館については市民ニーズ、機能、稼働状況、ランニングコスト、修繕経費などを総合的に勘案して廃止を含めて検討していきたい。

蒲生交流館
   (団体名:がもうスマイル体操教室)
問 われわれ市議会議員の意見も尊重したいとの市長から意見があったが。
    市長 尊重はするが、全部の声を聞くというわけにはいかない。
問 ホンネdeこしがやの対象者を選ぶときに、どのように対象者は選んでいるのか。
    市長 施策に関わっている団体に、声がけをしている。
問 結婚政策は、多様性尊重から正面から取り上げられにくい。本市の婚姻数も令和2年に1500件を割り込み減少が続く。結婚を望む人への支援策は。
    市長 結婚がかなえられない理由に、適当な相手に巡り会えないという声があり、自治体による出会いの支援は意義がある。埼玉県東南部都市連絡調整会議で開催する婚活イベント拡充の協議や、県の結婚支援センターへの登録目標者数増の検討を行う。
問 市立病院の病床数や建て替え、経営形態など、将来像を決めるべき重要な事項が何年も検討中のままである。市長自身はどのようにあるべきと考えるか。
市長 2年間の経緯を見ながら判断する。
問 国からの26億円の借り入れにより、今後は金利負担の増加が見込まれる。将来的な財政負担の拡大も懸念されるが、市として補助や支援を講じる考えはあるか。
市長 まずは国から借りて判断していく。
問 上は本市のブランドメッセージのロゴ。下は約20年前から使用されている鴨川シーワールドさんのロゴ。市が鴨川シーワールドさんの権利を侵害していることが判明した場合、ロゴを作成した事業者との契約はさかのぼって無効になるのか。事業者に何かしらの損害賠償を求めるのか。市長としてどういった責任を取るのか。
    市長 仮にそうなった場合は、行政として取るべき手法は取らなければいけない。

ブランドメッセージと鴨川シーワールドのロゴ
   (画像(下)提供:鴨川シーワールド)
問 甲子園に出場した叡明高校に1500万円を助成したが、甲子園以外の全国大会等に出場する市内の学校、個人等から依頼があった場合は助成するのか。また、奨学金制度や条例を制定して助成する考えは。
    市長 すべての依頼に対しては助成できないこともある。ただ、野球だけでいいのかという思いを持っている。規模、競技人数などを考え、市民のご理解をいただけるような答えを出していきたい。
          議会事務局 議事課(本庁舎7階) 
    
          
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